2020年初優勝狙うトヨタのオジエ「走行距離を重ね、ヤリスWRCがどんどん自分のものに」/2020WRC第3戦メキシコ 事前コメント
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「メキシコに行くのを、いつもとても楽しみにしている。ラリー・メキシコには多くのいい思い出があり、2008年に初めてWRCに出場しジュニアカテゴリーで優勝したのもメキシコだった」
「そして、それ以降何度もいい結果を残している。このラリーのために、最近スペインで2日間のテストを行なったが、グラベルでのクルマのフィーリングはとてもいいものだったよ」
「開幕2戦はそれなりにいいペースで走ることができたが、まだ勝利を手にしていないから、メキシコでの目標はもちろん優勝だ」
「走行距離を重ねて、ヤリスWRCがどんどんと自分のものになってきていると感じている。3番手というSSの出走順は悪くないから、優勝を目指し全力で戦いたいと思う」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「チームが素晴らしい1年のスタートを切ったのは明らかだし、シーズン最初のグラベルイベントに臨むのがとても楽しみだ。ある点において、メキシコは開幕2戦とよく似ている。なぜなら、それぞれ固有の難しさがあり、それにうまく適応しなければならないからだ」
「そして、今回に関しては、新しいクルマで走る最初のグラベルラリーとなる。それでも、開幕2戦ではクルマにとてもいいフィーリングを感じたから、メキシコでもそうなることを期待している」
「ドライバーチャンピオンシップをリードする立場になったことで、金曜日のステージでは出走順が1番になる。そのため簡単には行かないとは思うが、そのことはあまり考え過ぎず、ただ自分がすべき仕事に集中しなくてはならない」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「スペインでのプレイベントテストは、自分にとってヤリスWRCでの初グラベル走行だったが、さらにクルマに慣れ、フィーリングを掴むことができた。いくつか異なるセッティングを試し、いい妥協点を見つけられたと思う」
「ラリー・メキシコには2年前に出場したが、標高が高い環境にドライビングスタイルを適応させなければならないことが、もっとも難しく感じたよ」
「スウェーデンは自分にとって本当にいいラリーになったが、経験があまりないメキシコは今季最大の難関ラリーになると思うから、様子を見ながら戦う必要がある」