更新日: 2021.01.10 20:32
ダカールラリー:ハイラックスで参戦のトヨタ、2019王者アル-アティヤが総合2番手で後半戦へ
ステージ5を制したドゥビリエは前半戦最終日の走行後、次のように語った。
「今日は尖った砂丘越えの多いステージだった。ドライブするには素晴らしいステージだったけど、首の痛みが続いていてペースを維持するのが難しかったよ」
「先頭スタートだったのだけど2度のパンクに見舞われ、3台に抜かれてしまった。しかしステージ中盤からは他の車両と隊列を組んで走りきることができた」
「前半戦を終え、もう少し上位に付けていたかったのだけど、ラリー序盤で多くのタイムを失ってしまった。それは仕方がないことだし、後半戦もプッシュを続けていくよ」
バリアワは「僕たちは55番手からこのステージをスタートし、16位でフィニッシュできた。とても良い一日だったと思う」とコメント。
「今日は荒れた路面だったが高速で走ることができ、我々のスタイルに合っていた。砂丘では何台かの車両についていったが、その後パンクを喫した。とはいえタイヤ交換後は彼らを砂丘で追い抜くこともできたんだ。全体的には良い一日だったよ」
チーム代表を務めるグリン・ホールも休息日前の1日をポジティブにとらえている。
「今日はチームにとってとても良い1日だった。ナッサーはゴール直前にパンクに見舞われ、ステージ前半に稼いだマージンを失ってしまったが首位との差を少し縮めることができた」
「ジニエルも2度のパンクに見舞われたが、彼にとっての最大の問題は首の痛みが続いていたことだ。シャミアは1度のパンクにもかかわらず良い走りを見せてくれた。彼はは休息日開けに待ち受けるマラソンステージを良い位置からスタートするために、ステージ15番手以内に入るのが目標でしたが、今日は16番手でフィニッシュした。その結果に満足している」
「TGRのハイラックス3台全車がメカニカルトラブルなどなく走りきってくれたのはうれしいことだ。明日は休息日なので、車両をしっかり修理し、後半戦に向け万全な準備を進めていく」
1月10日から後半戦がスタートするダカールラリーは6日間を戦いを経て1月15日に、スタート地点となったジェッダでフィニッシュを迎える予定だ。