更新日: 2021.02.27 16:19
トヨタのロバンペラ「ラインが膨らみ、雪壁に突っ込んでしまった」/WRC第2戦アークティック デイ1後コメント
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合4番手
「このまったく新しいWRCイベントで、かなり満足なスタートを切ることができた。イベント前のテストと比べると、僕たちはグラベル上の雪を速く走り抜けることができた。グリップは高かったが、タイヤの磨耗も同様に高かった」
「シェイクダウンでひとつめのスタッドを失い、午後にもまたいくつか失った。こうしたコンディションでもマシンの挙動は良かった。午後は調子が良かったよ。4番手まで順位を上げたので、明日の出走順が有利になった」
「この出走順を活かす必要があるし、前後のマシンと戦わなければならない。同時に、僕はマルティン(・ウィダグ/コドライバー)との新たな協力関係を引き続き築いているところだ」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合首位
「僕は満足していると言っておこう。でも、まだごく初めの段階だから、有頂天になれる理由はないよ。非常に難易度が高くて道路のアップダウンのある、フィンランド特有のジェットコースターのようなテクニカルな1日だった。大仕事だったのは確かだ」
「出走順とタイヤ選択が大きな要素になった。マシンバランスは良かったが、つねに改善の余地はあるから、取り組むべきことがある」
「今の時点で僕たちは首位にいるけれど、ライバルたちとは出走順が違っていたから、明日はあらゆることが変わる可能性がある。集中してプッシュを続けていく必要があるね」
●クレイグ・ブリーン(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ1総合2番手
「ここ特有のコンディションは素晴らしい。暗闇のなか、森を時速200kmで走るのは特別な感触だ。間違いなく楽しめたよ! 僕の出走順は有利だったけれど、正直に言って特に最初のステージでは、そのアドバンテージをフルに活用できたとは思っていない」
「SS2ではプッシュしようと試みた。スタートの時点ではやりすぎたかもしれない。なぜなら終盤に向けて苦戦していたからだ。最後の3kmから4kmの間にスタッドを失ったんだ」
「これは空白期間と経験のせいだ。6カ月ぶりにマシンを走らせてペースを出すことができるとは分かっていたけれど、細かいことを調整するには時間がかかる。ブランクが空くと競技に出たいという想いが募るものだ。だからフルプログラムで自信と安心感を持てるのは素晴らしいことだね」