投稿日: 2021.05.22 11:20
更新日: 2021.05.22 11:38
更新日: 2021.05.22 11:38
波乱の初日を終えタナクが首位。2番手エバンス、勝田貴元は4番手/WRCポルトガル
autosport web
初日の最終的な順位は、最後のスーパーSS(SS8)を制したタナクが首位、これを6秒差でエバンス、9秒差でソルドが追いかける格好となっている。総合4番手は安定したラリー運びを見せている勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC)でトップとは15.4秒差。同5番手につけた王者オジエを8.6秒上回ってみせた。
SS4でステージベストを記録するも、全体的には精彩を欠いたカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合6番手に。総合7番手と8番手にはMスポーツ・フォードのガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)、アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)が続き、同9番手にはWRC2リーダーのエサペッカ・ラッピ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)が入った。
なお、ヒュンダイ・2C・コンペティションのピエール・ルイ・ルーベ(ヒュンダイi20クーペWRC)はSS2でのクラッシュにより戦列を離れている。
22日(土)のラリー2日目は、サービスパークの北東に位置するカブレイラ山脈に設定された3本のSSを、日中のサービスを挟んで各2回走行する。その後サービスパークの南側、ポルトの市街地で全長3.3kmのスーパーSSが行われる予定だ。SS計7本の合計距離は165.16kmとなり今大会最長の1日に。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は630.96kmに上る。
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