更新日: 2022.02.15 12:59
新規参入マクラーレンがカラースキーム公開。他3チームがシーズン2体制を発表/エクストリームE
すでにマクラーレン・レーシングは初年度を戦う男女のドライバーペアをアナウンスしており、ラリー、ドリフト、スタントなどで世界的に名を馳せるタナー・ファウストと、マクラーレン初の女性レーシングドライバー契約を得た、創設者と同郷のエマ・ギルモアにステアリングを託す。
「タナーとエマというダイナミックで高い成果を上げているドライビングチームがあり、リーナとティーナのゲイド姉妹がクルマの走行をサポートする。彼女たちの実績は語るまでもないだろうが、2名のトップクラス・エンジニアの存在もあり、我々の最初のシーズンはエキサイティングなスタートになるはずだ」
そして、2021年中盤のイタリア・サルディニア戦直後に開催されたルーキーテストに参加し、光る才能を披露したクララ・アンダーソンは、WorldRX世界ラリークロス経験者でもあるオリバー・ベネットのペアとしてエキサイト・エナジー・レーシングに加入することがアナウンスされた。
「この機会を与えられたことに心からワクワクし、興奮している! チームやオリバーと一緒に戦う、このまったく新しい挑戦を楽しみにしているし、砂漠で“フラットアウト”するのが待ち切れないわ!」と、喜びを語ったアンダーソン。
その彼女は7歳でレーシングカートを始めると、6年間でスウェーデン、ノルウェー、イタリアのトラックで優勝を記録し、2019年からラリークロスに転向。わずか2年後の2021年には地元スウェーデンの国内選手権で2150クラスにおけるシリーズチャンピオンを獲得し、世界選手権併催の電動ワンメイク・シリーズとなるFIA RX2e選手権にゲスト参戦すると、ファイナル進出を果たして4位フィニッシュを飾る健闘を見せていた。
また、アクシオナ|サインツXEチームは2022年ダカールラリーに参戦し「4輪のマイレージを稼ぐことができた」と語るライア・サンズと、チームの顔でもあるカルロス・サインツの残留を発表。同じくCGRは北米出身でオフロード界の第一人者でもあるカイル・ルデュックとサラ・プライスのペア継続をアナウンスし、引き続きSEGI TVチップ・ガナッシ・レーシングとして電動『HAMMER』を走らせる。