更新日: 2023.04.25 01:47
勝田貴元、難関ターマックラリーで3年連続の6位完走も「もっといい結果を」/WRCクロアチア
難しいラリーでの6位完走という結果に対し勝田は、決して悪い結果ではないとしながらも、もっといい結果を出したいと今後への期待を語った。
「苦しんだ2戦の後に、大きなミスなくクリーンな走りでこのラリーを終えることができて良かったです」
「過去2年間出場して、とても厳しく、難しいコンディションのラリーであることはわかっていました。今年は天気は悪くなかったのですが、それでもどこでプッシュすればいいのか、グリップレベルを把握することが難しく、またダーティなセクションで自信を持つことも難しかったです」
「日曜日のステージはもっともトリッキーでしたが、クルマのセットアップが上手くいったのでフィーリングはかなり良くなりました。クロアチアはこれで3年連続で6位となり、難しいラリーであることを考えればけっして悪い結果ではありませんが、もちろん、もっと改善していい結果を出したいと思っています。次のラリー・ポルトガルを楽しみにしています」
勝田の次戦は5月11日(木)~14日(日)にポルトガル北部で開催されるWRC第5戦『ラリー・ポルトガル』だ。2023年シーズン2回目のグラベルラリーとなるポルトガルは、2021年、2022年と2年連続で総合4位に入るなど、勝田が得意としているラリーのひとつ。2022年大会では経験豊かなベテランのダニ・ソルド(ヒョンデ・シェル・モビスWRT)と最後まで激しい表彰台争いを展開した。