更新日: 2017.05.29 18:53
アウディ 2017ニュルブルクリンク24時間 レースレポート
Audi SportチームWRTは、3位表彰台を獲得しました。Audi Sportチームランドが順位を落とした後、マルセル・ファスラー(スイス)、ロビン・フラインス(オランダ)、ニコ・ミューラー(スイス)、レネ・ラスト(ドイツ)を擁するこのベルギーのチームが首位に立ち、そのまま優勝するかと思われましたが、タイヤ選択の賭けに失敗。
スリックタイヤを選択した後、最後にレインタイヤに履き替えたことにより最終的に3位でチェッカーを受けました。
またAudi R8 LMSで参戦したフェニックス・レーシングは、アクシデントでマシンを損傷して、最後尾の79番手まで後退しましたが、見事な追い上げを見せ19位でフィニッシュしました。
同じくAudi R8 LMSで参戦したプライベート・カスタマーチームのカーコレクション・モータースポーツも27位でフィニッシュ。他のプライベートチームもクラス優勝を果たし、Audi Sportカスタマーレーシングの成功の歴史に華を添えました。
Audi TT RSで参戦したLMSエンジニアリングのウルリッヒ・アンドレー、ダニエラ・シュミット、クリスチャン・シュミッツ、ステファン・ウィーニンガー組は、SP3Tクラスで勝利を収めています。
さらに、ニュルブルクリンク24時間レースに初参戦したボンク・モータースポーツの2台のAudi RS3 LMSがTCRクラスで2位と3位に入り、アウディのカスタマーレーシングプログラムにとって、貴重なリザルトをもたらしました。
レースデビューを果たしたAudi R8 LMS GT4も完走しています。Audi Sportチーム・フェニックスは、市販モデルベースのスポーツカー、Audi R8 LMS GT4を駆って、SP-Xクラスで3位と5位に入りました。
「25度を超える気温、そしてレース終盤の雨により、私たちは史上もっともタフで、もっとも速く、そしてもっともドラマチックなレースを体験することになりました」と、Audi Sportカスタマーレーシングの責任者を務めるクリス・ラインケは述べています。
優勝チームが周回した158ラップは、2014年にアウディが樹立した走行距離記録にわずか1周だけ及ばない周回数です。
「アウディは圧倒的な力を発揮して、143ラップで首位をキープしました。これはレース全体の90%にあたります。この素晴らしい結果をもたらしてくれたカスタマーチームのメンバーとドライバーを祝福したいと思います。非常にドラマチックな形で達成したこの勝利は、必ずやモータースポーツの歴史に刻まれると確信しています」
*本リリースは、ヨーロッパ仕様に基づくAUDI AG配信資料の翻訳版です。