更新日: 2017.06.16 17:52
ポルシェ 2017年WEC第3戦ル・マン24時間 予選1回目レポート
チーム監督のアンドレアス・ザイドル
「最初に、ポルシェ919ハイブリッドをさらに改善するためにテストデー以来、懸命に頑張ってくれたチームの皆に感謝します。今日は暑さのなか、見事な活躍をしてくれたおかげでレースウィークに好スタートを切ることができました」
「水曜日のプログラムを問題なく完了し、レースのセットアップについて多くのことを学びました。2台の車は高い外気温にもかかわらず素晴しい走りを見せています」
「セッションの始めに両方の車で初めてフルタンクに近い状態でのアタックラップを試みました。特にニールについてはクリアラップではなかったので、その後はレースの準備を継続しました」
ポルシェ919ハイブリッド1号車のドライバー
ニール・ジャニ(33歳、スイス)
「セッションの開始時にアタックを試みましたが、トラフィックに巻き込まれたおかげでタイムに大きな影響が出ました。しかし車は好調で、トヨタとの差を縮めることができました」
アンドレ・ロッテラー(35歳、ドイツ)
「車のバランスが今一歩なので対処するつもりです。グリッドポジションについては、今日はニールがトラフィックに遭遇する不運こそありましたが、明日はグリッドポジションを取り戻せると思います」
ニック・タンディ(32歳、イギリス)
「ナイトセッションは、サーキットの周りを浮遊する大量の刈り草とホコリが印象的でした。ル・マンで初めての経験です。3名のドライバー全員ともテストデーから前進していますが、まだやるべきことはあります」
ポルシェ919ハイブリッド2号車のドライバー
アール・バンバー(26歳、ニュージーランド)
「ナイトセッションの規定の周回を完了して、車はかなりバランスが取れていると感じました。テストデーから間違いなく前進しています。全員が頑張ってあと10分の1秒を削る必要があります」
ティモ・ベルンハルト(36歳、ドイツ)
「セッション開始直後から良いラップタイムを試みて、かなり近づくことができました。しかし、サーキットに60台の車はかなり厳しい状況です。重要なことはペースを守ることです。気温の面ではコースは良好な状態ですが、おそらくさらにクリーンになって高速になると思います」
ブレンドン・ハートレー(27歳、ニュージーランド)
「車にはとても満足しています。チームはテストデー以来素晴らしい仕事をしてきました。ティモ(・ベルンハルト)はアタックラップ時のトラフィックが少し残念でしたが、この調子でいけば本戦は大丈夫です」