更新日: 2017.06.16 17:52
ポルシェ 2017年WEC第3戦ル・マン24時間 予選1回目レポート
GTクラス予選1回目-FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦
ル・マン24時間レース/フランス
24時間レースで初めての対決
ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のポルシェGTチームにとって、第85回ル・マン24時間レースの水曜日の予選セッションにおける最大の焦点は、決勝レースへの準備を整えることでした。
25度を越える気温で行われた1時間40分のナイトセッションでは、最速のポルシェ911 RSR(#92)がGTEプロクラスで6番目のタイムを記録しました。
ミハエル・クリステンセン(デンマーク)、ケビン・エストル(フランス)、およびディルク・ウェルナー(ドイツ)らは、スポーツカーのアイコンとして知られるポルシェ911の第7世代をベースにした最高出力510PSを発生するレーシングカーのコクピットを共有します。
このマシンは、フランスの伝統ある長距離レースに初めて挑みます。ポルシェGTチームが走らせる2台目の911 RSR(#91)は、リヒャルト・リエツ(オーストリア)/フレデリック・マコウィッキ(フランス)/パトリック・ピレ(フランス)組をドライバーとして、24時間レースの13.629kmのサーキットにおける1回目の予選で8番目に速いタイムを記録しました。
GTEアマクラスでもっとも速いポルシェ911 RSRは、2番手に入ったカスタマーチームのデンプシー・プロトン・レーシングのマシンです。そのドライバーのひとりが、ポルシェ・ヤングプロフェッショナルのマッテオ・カイローリ(イタリア)です。
木曜日の19時~21時と22時~24時に2回目の予選セッションが組まれています。決勝レースは土曜日の15時(現地時間)にスタートします。
予選1回目についてのコメント
モータースポーツおよびGTカー担当副社長のフランク=シュテッフェン・バリサー博士
「今日は初めての体験にすぎません。明日の夜、コースのグリップがもっと良くなれば、さらに速いラップタイムが期待できます。開始早々からレベルが非常に高かったので、私達はもっと頑張らなくてはならないでしょう。しかし、私達は自信を持っています」
「GTEアマクラスの状況は、もう少し良さそうです。最速のポルシェが2番手に入ったのは、順調な滑り出しでした」