投稿日: 2017.06.27 13:22
更新日: 2017.06.27 13:25
更新日: 2017.06.27 13:25
2度目のル・マン挑戦の澤圭太、「ゴール後は悔しさと安堵の涙で前が見えなかった」
AUTOSPORTweb
「今思えば避けられる接触だったのでは? と思うとチームに申し訳なく、また普段は絶対に接触やコースアウトをしないことが信条の自分が、この大切なレースでアクシデントを起こしてしまったことにショックを隠しきれませんでした」
「しかし気持ちを切り替え、夜間の3スティント連続走行も朝の走行も、昨年以上の速さを発揮できました。念願の表彰台に上がれなかったことは残念でしたが、絶対にブレない平常心と集中力をさらに磨き、次の機会にはさらに強くなって必ずこの場所に帰ってきたいと思います」
「最後のスティントでは、少しトラブル傾向があって不測の事態にも備えられるようにさまざまなシミュレーションをしていたのですが幸い大事には至らず、60号車とランデブーでフィニッシュできました」
「ファイナルラップのヘルメット越しの景色や、ゴール後、オフィシャルがコースに出てくれるなかでのクールダウン走行など、世界三大レースのル・マンの最終ドライバーでないと見られない景色を今年は体験することができ、悔しさを安堵と感動がごちゃまぜになった複雑な涙で前が見えませんでした」
「ランキングトップとしてWECシリーズはこれからまだ6戦も残ってます。10月の富士戦にこのままランキングトップで帰って来られるように、まずは7月14~16日のニュルブルクリンク、9月のメキシコ、COTA(オースティン)の2連戦に万全の状態で挑みたいと思います」