更新日: 2018.06.25 14:05
ブランパンGT:1号車アウディWRTが第6戦ミサノ2連勝。AKKA ASPとの攻防制す
日曜のレース2は、まだ太陽の位置が高い14時にスタート。前日のリベンジを果たしたい88号車メルセデスは、GRTの82号車ランボルギーニ、1号車アウディらを従えてホールショットを決めるとレース中盤までポジションをキープしていく。
しかし、そのレース中盤、トップ快走を続ける88号車メルセデスにアクシデントが発生。左コーナーの縁石をカットした際にタイヤが左フロントを損傷させてしまったことでペースダウンを余儀なくされてしまう。
この好機に3番手から2番手に順位を上げていた1号車アウディは、トップを走る88号車のマルチェロとの間合いを一気に詰めピットイン直前にこれを交わして首位に浮上する。ピットイン後は他を圧倒する走りを披露し、後続に10秒のギャップを築いて2戦続けてのトップチェッカーを受けた。
2位は6番手スタートからピットストップで2番手にジャンプアップしたベルジャン・アウディクラブ・チームWRTの2号車アウディR8 LMSが入りWRT勢がワン・ツー・フィニッシュを飾った。サンテロック・レーシングの25号車、アテンプト・レーシングの66号車アウディR8 LMSがこれに続き、レース2ではアウディ勢が1~4位を独占するしている。
なお、レース序盤に3、4番手につけていたGRTの82号車と63号車ランボルギーニはそれぞれパンクに見舞われ勝負権を失ってしまった。また首位を快走しながらも車体にダメージを負った88号車メルセデスも10位での完走に留まっている。
ブランパンGTシリーズの次戦、第7戦トタル・スパ24時間は7月26~29日にベルギーのスパ・フランコルシャンで行われるが、約3週間の7月3日(火)には同地でのテストデーが行われる予定だ。