更新日: 2019.03.16 21:49
最後は豪雨となったレースで中嶋一貴組トヨタ8号車がポール・トゥ・ウイン/WEC第6戦セブリング決勝
シボレーを加え6メーカーの対決となったLM-GTEプロクラスは、1回目のピットタイミングを終えてフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの67号車フォードGTがトップに躍り出る。
母国優勝を飾りたい67号車フォードは4時間経過時も依然としてトップを走っていたが、ピットでのアンセーフリリースをとられピットストップに10秒を加算するペナルティを受けてしまう。それでも、レース終盤までBMWチームMTEKの81号車BMW M8 GTEとトップ争いを続けていた67号車フォードだったが、最終盤に降り出した雨に対応すべくレインタイヤに交換したピット作業でポルシェGTチームの91号車ポルシェ911 RSRに逆転を許してしまった。
ピットアウト後はまもなくセーフティカーランが導入され、そのままチェッカーとなったことから91号車ポルシェの逆転優勝が決定。81号車BMWが2位となり、67号車フォードGTはクラス3位に終わった。
クリアウォーター・レーシングの決勝不出場により計8台で争われたLM-GTEアマクラスでは、2番手スタートとなったチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSRが序盤戦をリードしていく。
しかし、1回目のSC退去後、トップを走る56号車ポルシェにジャンカルロ・フィジケラ駆るスピリット・オブ・レースの54号車フェラーリが迫ると、2台はターン1で接触。ヨルグ・ベルグマイスターの56号車ポルシェは、タイヤバリアまで達するスピンを喫し5番手に順位を下げてしまった。なお、その後54号車フェラーリにはストップ&ゴーペナルティが課せられいる。
そんなペナルティをよそに、ポールシッターながら序盤は順位を落としていたデンプシー・プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSRがレース中盤からじりじりと順位を上げ、終盤にはトップに返り咲く。最後は充分なリードを保ってSCランを迎え、ポール・トゥ・ウインを飾った。
クラス2位、3位には接触し、互いにに順位を下げた54号車フェラーリと56号車ポルシェが並んだ。石川資章率いるMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTEはクラス5位となっている。
終盤戦を迎えているWECスーパーシーズンの次戦第7戦スパ6時間は5月2~4日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催される。