投稿日: 2020.08.12 12:00
更新日: 2020.08.12 12:10
更新日: 2020.08.12 12:10
ポルシェ、911 RSRの新しい排気レイアウトを模索。音量抑制でテストの容易化図る
autosport web
ポルシェの新しいエキゾーストレイアウトの開発は今年初めに開始され、7月にドイツ・ニュルブルクリンクとイタリアのモンツァでテストが実施された。
ポルシェが公認取得を追求している場合、リヤマウントエキゾーストのデビューは次のWECシーズンの開幕戦になるだろう、とズーリンデンは述べている。しかし、競技での使用はまだ決定されておらず、公認が現行車のエボキットとして扱われるか、2021年モデルとして扱われるかは不明だ。
なお、ズーリンデンは車両後部へのリダイレクトは911 RSR-MY19のパワートレインにおける残りの部分に大きな調整を必要としない「非常にシンプルな」プロセスであると付け加えている。
また彼は、この変更により車重が増加する一方で、懸念されるパフォーマンスの不足はWECのBoP(バランス・オブ・パフォーマンス、性能調整)によって相殺されることを認めた。
「(MY19で達成した)軽量化の成果は確実に失われる」とズーリンデン。
「クルマの乾燥重量は少し重くなるため、重量配分を調整するためのバラストは少なくなる」
「エンジン出力についてはBoPが採用されているカテゴリーであるため、リストリクターのサイズによって補正される。GTEではこの調整がうまくいっており、ライバルと非常に近い位置で争うため心配はしていないよ」
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