更新日: 2022.08.03 12:46
最後尾から一時首位に浮上したKCMGポルシェ、優勝を争う終盤に「ペースがなかった」/スパ24時間
オルセンは、KCMGのスパ戦を「浮き沈みの激しいレース」と表現し、ハードなチャージと車両およびレギュレーションの慎重なマネジメントを組み合わせた繊細なレースだったと語った。
2019年のIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ王者はSportscar365に、「スタートは本当に困難で、ポジションを上げなければならなかったが、トラックリミットの警告を受けないようにすることがすべてだった」と述べた。
「僕たちはできる限りうまく戦ったが、それは非常に困難なものだった」
「レースの中盤は落ち着いていたようだけど、終盤にまた激しくなった。その中で僕たちは単純にスピードが足りなかった」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。最初は66番手という、最高のスタート地点からはほど遠い場所にいて何を期待すればいいのか分からない状態だったんだ」
グリッド最後方からのスタートとなったことで、KCMGは決勝レースへのアプローチを変更することになった。
「レースに対するメンタリティーは皆少し変わったと思う。しかし僕たちは日和見的になり、チャンスを逃さないよう、あらゆる可能性に目を向けなければならなかった」とオルセンは語った。
「また、ダウンフォースレベルを落として直線スピードのあるマシンにセットアップした」
「総合的に見て、それは僕たちが持てる最高のパッケージだったと思う。結果として最高のポルシェとして終えることができた。少なくとも他の多くの人ができなかった場所でレースを終えた」
「それは僕たちがうまくやったことであり、チームはクルマを非常に良い状態に準備してくれた。全体的にはいい結果だったと思う。皆が素晴らしい仕事をしたおかげだ」