ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.02.04 17:03
更新日: 2018.02.04 07:05

バサースト12時間:バイランダー駆るフェラーリがPP獲得。ニッサン勢は11、13番手スタート


ル・マン/WEC | バサースト12時間:バイランダー駆るフェラーリがPP獲得。ニッサン勢は11、13番手スタート

 2番目にアタックしたネイサン・アンツネスのアウディR8は2分4秒台、続くアストンマーチン・バンテージGT3を駆るアシュリー・ウォルシュはパレンテのタイムを上回ったが、その後はポルシェのアール・バンバーやBMWのティモ・グロック、ベントレーのマキシム・スーレといったワークスドライバーたちがアタックするも、トップタイムを更新できない状況が続く。

 そんななか、8番目にアタックしたマルコ・ウィットマンが、ウォルシュのタイムを0.5秒以上縮める2分3秒249というトップタイムを記録。

 さらに9番目にアタックしたチャズ・モスタートが2分3秒055でこれを更新。BMW M6 GT3勢がワン・ツー体制を築く。

 しかし、最後に登場したマラネロ・モータースポーツのトニ・バイランダーが、フェラーリ488 GT3で圧巻の走りを披露。セクター1で全体ベスト、セクター2は自己ベスト、セクター3でふたたび全体ベストを記録。ラップタイムは2分2秒861と全車中唯一2分2秒台に入るスーパーラップでポールポジションを奪ってみせた。

FP3でストラウスが大クラッシュ。シャシー損傷のダメージを負った24号車だったが、懸命の修復により予選の出走が叶った
FP3でストラウスが大クラッシュを喫し、シャシー損傷のダメージを負った24号車だったが、チームの懸命な修復によって予選出走が叶った。

 千代勝正、ヤン・マーデンボローらを擁し参戦しているニッサン・モータースポーツのGT-RニスモGT3勢は、いずれもフリープラクティス中のクラッシュの影響からか、予選Q1、Q2を通じてトップ10に入ることができず。23号車が11番手、24号車が13番手から12時間の決勝レースに挑む。

 バサースト12時間の決勝レースは、5日午前5時45分(日本時間5日3時45分)にスタートする。

23号車は千代が予選直前のFP5で右フロントを壁にヒットさせてしまい足回りを損傷。予選中に修復が完了した
23号車は千代が予選直前のFP5で右フロントを壁にヒットさせてしまい足回りを損傷。予選中に修復が完了した

ウォーケンホルストの99号車M6 GT3は、予選中のクラッシュにより明日のレースを棄権することに
ウォーケンホルストの99号車M6 GT3は、予選中のクラッシュにより明日のレースを棄権することに

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