投稿日: 2023.07.10 17:06
更新日: 2023.07.10 17:41
更新日: 2023.07.10 17:41
トヨタ優勝の要因はタイヤマネジメントにあり。モンツァ戦のカギに「2スティント目」の差を挙げたバセロン
autosport web
TOYOTA GAZOO Racingでテクニカル・ディレクターを務めるパスカル・バセロンは、チームにとって今季4度目となった勝利の重要な要素は、スリックタイヤのダブルスティントを通じて一貫したペースを保てたことだったと述べた。
優勝した7号車は、ミシュランのハードコンパウンドタイヤでレース終盤まで走り続け、可夢偉が担当した最終スティントではチェッカーフラッグまでを走り切るためにミディアムタイヤを装着した。
「状況を振り返ってみれば、我々はとくに(各タイヤセットの)2スティント目でレースを優位に進めることができた」と語ったバセロン。
「私たちはタイヤマネジメントにおいて、ライバルに対して大きなギャップを生み出すことができた。セブリングやポルティマオのときと同様に、差をつけることに成功したんだ」
「(ニュータイヤでの素の)レースペースをみれば、コンマ1秒以内に何台かのクルマがいたことがわかる」
「多くのマシンが近いペースで走ることができていた。だからこそ、本当に差が生まれるのは連続スティントの後半からだったのだ」
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