更新日: 2017.05.31 15:01
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2017スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート
5/28(日) レース2公式予選(ノックアウト方式Q1~Q2)
Q1:9:20~/Q2:10:00~
天候:晴れ/コース:ドライ
気温:20度/路面温度:28度
レース1が行われた予選日の前日に引き続き天候に恵まれた岡山国際サーキット。この日は朝9:20から、Q1~Q2のノックダウン方式で予選が行われました。
まずQ1は20分間で行われ、Q2へ進出する上位10台を決します。同時にここで11位から19位のマシンはレース2決勝のグリッドを決することになります。ITOCHU ENEX TEAM IMPULとしては前日と同様ポールポジションの獲得を狙う戦いです。
No.19 関口雄飛は前日のレース1決勝の雪辱を果たすためダブルポールを、No.20 ヤン・マーデンボローも初PPを目指してQ1へ向けてピットアウトしていきました。
まずは2台ともユーズドタイヤを装着しセッティングの確認。1度アタックを敢行し、14秒台のタイムをマーク。残り13分半のところでピットへ戻ります。
今度はニュータイヤを装着し残り7分半で関口、ヤンが揃ってピットアウト。タイヤを入念にウォームアップし、前のマシンとの間合いを計ります。
残り1分、アタックに入っていこうかというところに2コーナーでコースアウトしグラベルにストップしてしまったマシンがあったため、赤旗中断。全車一旦ピットへ戻ります。
この段階で関口が9位、ヤンが10位とQ2通過のボーダーラインに位置していたため、再開後はもう1アタックしタイムを上げたいところ。マシンの回収が終わり再開されたのは9:45。
残り時間2分半でQ1最後のアタックへ向かいました。関口は1’14.777で10位。11位のマシンとは0.002秒差での間一髪のQ1通過となりました。ヤンは、最後のアタックでセクター1ベストタイムを刻みますが、その後タイムが伸びず1’14.964で16位。無念のQ1敗退となりました。
続くQ2はQ1での赤旗中断の影響もあり、予定より10分遅れて10:00に開始。ポールポジションを賭けて10台がQ2に臨みました。関口、開始直後はピットで待機。残り時間7分20秒でピットアウトしアタックへ向かいます。
同じタイミングでライバルもコースイン。残り15秒で1’14.134をマークし2番手に入るもトップには届かず。続けてラストアタックを敢行しますが、タイムを更新とはなりませんでした。
最終的に順位浮上したマシンが1台あり、3位。午後の決勝ではセカンドローからのスタートを切ることになりました。
5/28(日) レース2決勝
14:25~
天候:晴れ/コース:ドライ
気温:27度/路面温度:41度
決勝レース距離 3.703km×51Laps=188.853km
観客動員数:1万1000人
前日の土曜日同様1日完結のレース2。この日はピットウォークの他、監督の星野一義がグランドスタンド裏のTOYOTA GAZOO Racingブースで行われた監督トークショーに参加。
舘信秀監督(VANTELIN TEAM TOM’S)と近藤真彦監督(KONDO RACING)とともに毎戦恒例の催しとなっています。レース2の予選トップ4に入っている監督同士ということもあり、いつも以上に盛り上がりました。
今回、最大燃料流量を増量することができる「オーバーテイクシステム(OTS)」が2レースで計5発の使用となっていました。
1発につき20秒間作動するこのシステムはNo.19 関口雄飛がレース1で使用せず残5発、No.20 ヤン・マーデンボローはレース1で1発使用しこのレース2では残4発となります。決勝レースは14:25にフォーメーションラップがスタートしました。