投稿日: 2016.09.29 11:50
更新日: 2016.09.29 11:57

TEAM 無限 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO レースレポート


スーパーフォーミュラ | TEAM 無限 スーパーフォーミュラ第6戦SUGO レースレポート

■決勝
#16 山本 14位(68周 1時間23分16秒208 ベストラップ1分08秒790)

 午後3時の決勝レースは、秋晴れの空の下で始まった。決勝レースに先駆けて行われた8分間のウォームアップ走行で、#16山本は途中1回ピットインして最終的なセッティング調整を行い、5周を走って1分10秒333を記録、16番手で走行を終えた。

 午後3時、スターティンググリッド最後尾にいた#16山本は、スタート合図とともに好スタートをきって数台をかわし第1コーナーへ向かった。しかしブレーキングで行き場所を失い、勢いあまった形となってアウト側へわずかにオーバーラン。結局最後尾に戻ってレースを始めることとなった。

 3周目には前方の2台が絡んで後退したため#16山本の順位は17番手、5周目には1台が停止したため16番手へと繰り上がった。7周目、早めの給油ピットイン戦略を選ぶ選手が出始め、ピット作業が始まったので#16山本の順位は徐々に繰り上がり始めた。

 #16山本自身は、「今回のレースはタイヤを無交換で走り切れそうなので、ピット作業は給油のみになる。作業にはあまり時間もかからないし給油すればその分重くなるので、第5戦岡山国際サーキットで効力を発揮した早めの給油戦略にそれほどの意味はないだろう。」と考え、ピットインは周囲の選手に合わせるつもりでいた。

 それはタイヤ無交換でレースは走りきれるが、リヤタイヤの消耗に一抹の不安があるため、できればピットインを遅らせたいという気持ちもあったからだ。

 ところが約半数のマシンがピットストップを行い#16山本の順位が7番手にまで上がった18周目、1台のマシンがコースオフしてセーフティーカーが入ることになった。ここで#16山本を含む、まだピット作業を終えていなかったマシンがピットへ向かった。

 #16山本はセーフティーカーランで時間に余裕ができたと見て、当初予定をしていなかったリヤタイヤの交換に踏み切った。


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