更新日: 2020.11.16 15:34
トヨタ 2020スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス レースレポート
2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦オートポリス
SC2回の波乱戦で国本が4位、山下が5位フィニッシュ
スーパーフォーミュラの第4戦がオートポリスで行われました。序盤からセーフティカー(SC)が2度も入る波乱のレースで、国本雄資(carrozzeria Team KCMG)が4位、山下健太(KONDO RACING)が5位フィニッシュ。
ランキング2位のニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が7位でポイント獲得。ランキング首位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)は12位でノーポイントに終わるものの、ランキング首位をキープ。
全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦が11月14日(土)、15日(日)の両日、大分県のオートポリスで開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で8月に開幕したスーパーフォーミュラも折り返しとなる全7戦中4戦目を迎えました。今季の同シリーズは、開幕戦のもてぎで平川がポール・トゥ・ウイン。第2戦岡山では参戦2年目の坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が初勝利を挙げ、前戦第3戦SUGOでは、ディフェンディングチャンピオンのキャシディが制するという、開幕から3戦で3人のウイナーが誕生する展開となっています。
ポイントランキング争いでは、開幕戦を制し、第3戦も2位、そして今季採用されている予選の上位3名へ与えられるポイントも2回のポールポジション、2番手1回と強さを見せている平川が、2位のキャシディに15ポイント差の首位につけています。
今大会も開催にあたり、感染拡大防止のためスタッフや関係者などが充分な対策を実施するとともに、日曜日に予選と決勝を両方行うスケジュールとし、決勝レースは給油義務無し、タイヤ交換義務ありとして行われました。
同じ週末、WECバーレーンラウンドに出場している中嶋一貴と小林可夢偉については、それぞれ代役ドライバーとしてVANTELIN TEAM TOM’Sの36号車は宮田莉朋、carrozzeria Team KCMGの7号車は中山雄一が今大会ドライブします。
■予選
15日(日)は朝から快晴。気温は21度、路面温度は25度と、11月半ばとしては非常に暖かいコンディションで予定より5分遅れの午前10時20分よりノックアウト方式で予選が行われました。
予選Q1は10台ずつの2グループに分け、それぞれ上位7台がQ2へと進出します。A組ではセッション終盤、各車がアタックに入ったところで中山がクラッシュ。残り14秒で赤旗が出され、残り3分で再開されました。