LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート
2017 AUTOBACS SUPER GT Report
SUPER GT in KYUSHU 300km
第3戦 オートポリス
ZENT CERUMO LC500
#38 立川祐路/石浦宏明
◆5月21日(日) RACE
決勝結果 10位
<決勝>天候:晴れ コース状況:ドライ
立川祐路が果敢なアタックをみせたものの、タイム抹消の憂き目にあった予選日から一夜明け、SUPER GT第3戦オートポリスは決勝日を迎えた。この週末はずっと天候が良く、この日も朝から雲がほとんどない晴天模様。LEXUS TEAM ZENT CERUMOは多くのファンが訪れたピットウォーク等のイベントをこなし、午後0時25分からのウォームアップ走行に臨んだ。
20分間の走行のなかでZENT CERUMO LC500はレースに向けた確認を行いながら、1分13秒725というタイムで13番手につけることになるのだが、立川の走行中にGT300クラスの#51 RC Fと接触してしまい、立川に警告を表す黒白旗が提示される。これがレース後、大きな意味を持ってくることになった。
迎えた午後2時からの決勝レースで、ZENT CERUMO LC500のスタートを担当したのは立川。予選グリッドどおりオープニングラップを8番手で終え、前を追おうとしたが、迎えた4周目にピットスタートだった#8 NSX-GTがGT300クラスの集団のなかで#65 メルセデスと接触。最終コーナーでスピンを喫してしまい、そこに#31 PRIUS GTらがクラッシュ。セーフティカーが導入された。
レースは14周目にリスタートとなったが、立川の前を走っていたのは#6 LC500。20周目を迎えるころになると、さらに#37 LC500を交え立川とともにレクサスLC500による三つ巴の6番手争いが展開されはじめた。いずれもZENT CERUMO LC500と同様に燃料流量リストリクターに制限を受けているマシン同士だ。
さらに立川の後方に迫った#12 GT-Rらを含めた戦いのなかで、21周目に立川はうまく#6 LC500をかわすと、さらに#37 LC500もオーバーテイク。これで6番手まで躍り出る。さらに前を行く5番手の#16 NSX-GTを追ったが、好事魔多し。28周目、第1ヘアピンに差しかかった立川はGT300クラスの#87 ランボルギーニを抜こうとした際に接触してしまう。
#87 ランボルギーニは大きくコースアウトをするほどではなかったが、この間に立川はふたたびふたつポジションを落とし、さらに後方には#23 GT-Rが接近。ただ、#23 GT-Rにはポジションを譲ることなく立川は31周を終えピットへ。予定のスティントを終えて石浦宏明に交代した。