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投稿日: 2016.04.27 22:55

Arnage Racing スーパーGT第1戦岡山 レースレポート


スーパーGT | Arnage Racing スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

April 9th Race Day
曇り/ドライ
気温:23℃→23℃ / 路面温度:27℃→29℃
入場者;9,600人

 例年強風や雹に祟られ、天候の安定しない開幕戦の岡山国際サーキットだが、今年は予想外に暖かく、週末の天気も安定している様子。予選日も、朝は曇ってはいたが、次第に雲が晴れて、絶好の観戦日和となった。

 安岡、凜太郎のニューコンビで開幕戦に臨むArnage Racingは、午前9時からの公式練習の走行を安岡選手からスタート、今大会がSUPER GTデビュー戦となる凜太郎選手と交替しながら、時間をフルに使って39Lapを走行した。安定した天候に路面状況もよく、両選手は順調に周回を重ねて車両の感覚を確かめた。特に、リアタイヤが公式テストで使ったことのないタイヤに変わったため、タイヤチェックをしつつ決勝に向けてのセットアップを煮詰めていった。少しでもマシンとコースに習熟したい凜太郎選手は、サーキットサファリの時間にもコースに出たが、3Lapしたところで他車両がコース上で火災を起こして赤旗となり、そのまま午前中の走行は終了となった。*ベストラップは7Lap目に安岡選手が出した1’28.916(24位)

 午後になると気温はますます高くなり、日差しの下では汗ばむほどの陽気となった。安定したドライコンディションのなか、14時50分からノックアウト方式で予選がスタート。今シーズンも安岡選手が開幕戦のグリッドをかけて、車両をコースに進めた。しかし、昨年にも増して熾烈にタイム争いを繰り広げる新型車両の中にあって、ODYSSEY SLSが上位に食い込むことは難しい。チームは敢えて無理なアタックをせず、翌日の決勝に向けてタイヤを温存する作戦をとって、安岡選手はアタックを5Lapで切り上げ、ピットに戻ってきた。最終的にQ2では、上位4台が1分25秒台半ばのコースレコードを奪い合う非常にハイレベルな戦いを見せ、ODYSSEY SLSは24位と下位に沈んだ。なお、予選後に他のマシンがペナルティを受けてタイム抹消となったため、Arnage Racingは翌日の決勝を23番手からスタートすることになった。

GT300クラス予選の結果は下記のとおり。
P1 #25 Vivac 86 MC 土屋武士 / 松井 孝允 (1’25.586)
P2 #65 LEON CVSTOS AMG-GT 黒澤 治樹 / 蒲生 尚弥 (1’25.624)
P3 #7   Studie BMW M6 ヨルグ・ミューラー / 荒 聖治 (1’25.832)

P23 #50 ODYSSEY SLS 安岡秀徒 / 久保凜太郎 (1’28.506)

ODYSSEY SLS
ODYSSEY SLS


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