ARTA BMW M6 GT3 スーパーGT第4戦SUGO 決勝レポート
土屋圭市エグゼクティブアドバイザーのコメント
「タイヤのミスチョイスだったね。まっ、選択肢も少なかったというのもあるけど、もうひとつのソフトタイヤは操縦性が良くなかったので、硬いタイヤを選ぶしか無かったんだよね。ドライバーには苦労させてしまった」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「朝のフリー走行はバランスを確認する予定でしたが、オルタネーターのトラブルが出てしまいセットの確認が出来ませんでした。しかし、レース前のウォームアップで確認が出来たので微調整をしてレースに挑みました。レースはSCが入る事は想定していて、SCが入った時はちょうどピットロードがオープンになったので、タイヤの暖まりが良くなかったという事もあり、作戦を変更して高木さんに入ってもらいました。クラッシュは残念ですが、タイヤのウォームアップも含め、次回のレースに生かしたいと思います」
高木真一選手のコメント
「想定していたより、タイヤの暖まりが悪かったので、序盤はペースが上がりませんでした。タイヤが暖まれば、他と同じペースで走る事は出来たので、ポジションを落とさずに走って後半勝負と考えていました。SCが入ったタイミングもレースの半分より少し前だったので、柔らかいタイヤを選べず、硬いタイヤでのレースとなってしまいました。厳しいレース結果になってしまいましたが、このデータを次のレースに生かし、良い結果につなげたいです」
小林崇志選手のコメント
「タイヤの暖まりが悪いのは分かっていたので、頑張って暖めながら走っていたのですが、周りの車の方がアウトラップのペースが速くて付いていけませんでした。SPコーナーで少しアンダーを出してしまい、そこに来た後続車に接触してしまい、それがキッカケでスピンしてしまい、さらに後続車に接触されてしまいました。走行してピットに戻る事は出来ましたが、これ以上走行する事が出来ず、残念なリタイヤとなってしまいました。チームが速いピット作業で送り出してくれたので、非常に残念です。次回、頑張ります。」