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投稿日: 2016.08.09 11:33
更新日: 2016.08.09 11:41

LEXUS TEAM SARD スーパーGT第5戦富士レースレポート


スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT第5戦富士レースレポート

 6日(土)午前中の公式練習走行は、朝から気温が上昇し、気温28度/路面温度33度のドライコンディション。8時50分から混走セッションが開始され、前戦SUGOで素晴らしいドッグファイトを披露したヘイキからスタート。ミディアム系とハード系のタイヤの確認を行った。まずミディアム系での最初のアウティングでは1分31秒412でその時点の11番手タイム。次にハード系のタイヤを装着して15周目に1分31秒180とタイム的にもフィーリング的にもこの酷暑のコンディションとハンディウェイトの重さからハード系がタイヤが現在のクルマの状況にベストチョイスと判断された。

 このハード系タイヤをいかにうまく使いこなすかが今回のレースのキーポイント。ヘイキが24周目までロングランのフィーリングをチェック。25周からは平手が14周にわたってロングの状況を確認した。1発のタイムは望めないがコンスタントに安定したタイムで周回を重ね、決勝を睨んだ良いデータが得られた公式練習走行となった。

 混走セッションではヘイキのマークしたベストで14番手に。10分間のGT500単独セッションでは、ヘイキがQFでは使用しない方のタイヤでアタックシミュレーション。4周目に1分30秒703の14番手タイムとなった。公式練習走行ではトータル43周を走行。またその後行われたサーキットサファリではヘイキが4周、平手が5周走行して予選への準備を整えた。

■Q1:ヘイキが奮闘見せるも13位

 6日(土)天気は晴れ。気温33度/路面温度48度とさらに上昇。6分遅れの14時51分からQ1が開始された。残り8分を切ったところでヘイキがコースイン。重量が響いており公式練習走行の様子からQ1突破は厳しい状況ではあったが少しでも上位を狙ってヘイキがアタック。ハード系タイヤをチョイスして臨むQ1チャレンジとなった。

 まずは3周目に1分30秒300のタイム。続けて4周目のアタックラップでセクター1ベストを刻んだヘイキ。セクター2でわずか2/100秒ほど遅れる。重量が響くセクター2、3はタイヤにも厳しく若干遅れてしまう。5周目もアタックを敢行してセクター1を2/100上回る自己ベスト。だが続くセクター2、3ではリヤグリップが薄くなってきてしまい、タイムアップはここで万事休す。Q1はヘイキが奮闘を見せたがトップから1.8秒落ちの13位という厳しい結果となった。

■フリー走行

 7日(日)決勝日のフリー走行開始時は、気温28度/路面温度36度の快晴。まずは平手から自分のスティントで装着予定のタイヤを1周ベディング。そして今回もスタートを担当するヘイキがスタートタイヤと同じ種別のハード系ユーズドタイヤを装着してコースイン。セッションベストをマークしながらまずまずのペースでラップを重ねた。11周目から交代した平手も安定したペースでチェッカーまで走行。フリー走行ではトータル17周を走行して、4周目にヘイキがマークした1分32秒507の14番手タイムとなった。


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