更新日: 2018.07.02 12:16
LEXUS GAZOO Racing 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート
DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車 ドライバー ヘイキ・コバライネン
「もちろん勝ててとても嬉しいです。特に、可夢偉選手との初勝利というのはとても重要なことです」
「我々のチームは今季、開幕戦の岡山で下位に沈み、第2戦富士では2位表彰台、第3戦鈴鹿は私のミスでリタイアと、ジェットコースターのような浮き沈みの激しいシーズンを過ごして来ており、何とか好成績を獲得すべく、懸命な努力を続けてきました。ようやくこの週末、その結果が得られて本当に嬉しく思っています」
DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車 ドライバー 小林可夢偉
「自分にとっては初めてのサーキットなので、正直なところ、来る前は勝てるとは思っていませんでした。前戦の鈴鹿では、僕は予選も決勝も走っておらず、その前の富士もWECで欠場したため、事実上、開幕戦の岡山以来、久しぶりにLC500に乗ってのレースでした」
「そんななかで勝てたというのはすごく嬉しいし、チームがすごく頑張ってくれました。ここまで仕上げてくれたチームのみんな、そしてもちろん前半すごく頑張ってトップで僕に車を渡してくれたヘイキにも感謝します」
「状況としてはそんな簡単なレースではなかったのですが、ヘイキがとってくれたマージンを使いながら、何とか1位をキープできればと頑張りました。また、(大嶋)和也と(関口)雄飛もすごくフェアに戦ってくれました」
WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー 大嶋和也
「11番手からのスタートでしたが、ペースは非常に良くて、フェリックスが2位まで追い上げてくれるという、本当に予想以上の走りで僕にバトンを渡してくれました」
「僕もあと1台を目指し、抜きたかったのですが、39号車もペースが速く、チャンスをものにできず悔しさの残るレースになってしまいました。これでタイでは4連続表彰台と、本当に調子の良いコースなんですが、今年も勝てませんでした。悔しいですが、次のレースで頑張ります」
WAKO’S 4CR LC500 6号車 ドライバー フェリックス・ローゼンクヴィスト
「LEXUSにとって、表彰台独占というとても良い一日になりました。11番手グリッドからのスタートで2位フィニッシュできたということで、タフでしたが、良いレースができたと思います」
「LC500はとても好調でしたし、タイヤの選択も上手くいきました。残念ながら勝つことはできませんでしたが、とにかく楽しいレースでしたし、みんなも喜んでいます。もうひとつ上の順位は、次の富士で狙います」
WedsSport ADVAN LC500 19号車 ドライバー 国本雄資
「ファーストスティントで山下選手が結構追い上げてくれて、自分に交代したあと3位でコースに復帰できたのですが、ライバル勢のペースも速く、特に36号車のペースが結構速くて追いつかれてしまい、トラフィックに引っかかったところで抜かれてしまいました」
「ただ、去年から今年と、なかなかいい流れに乗れず、結果も全然出ていなかったので、ここで3位を取れたのはポジティブなことだと思います。後半戦には自分たちが得意なサーキットがあるので、またそこで表彰台獲得、優勝できるように、開発を頑張ります」
WedsSport ADVAN LC500 19号車 ドライバー 山下健太
「スタート担当だったので、スタートダッシュで前の車を抜くつもりだったのですが、逆に抜かれてしまいました。しかしそこからのペースは悪くなく、予選で前に行った人たちよりも自分の方が速かったのと、展開的にも恵まれて、3台くらい抜くことができました」
「ただ、単独走行時のペースは、今回前でフィニッシュしたLEXUS勢と比べると結構違うので、そこは今後の課題だと思います。それでも取り合えず3位表彰台が獲得できたのは良かったです」