LEXUS TEAM LEMANS WAKO`S スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート
LEXUS TEAM LEMANS WAKO`S
WAKO`S 4CR RC F
#6 Kazuya OSHIMA/Andrea CALDARELLI
2016年 SUPER GTシリーズ 第8戦 ツインリンクもてぎ レースレポート
予選(11月13日 午前)
天気:晴れ/コース状況:ドライ
気温:13度/路温:17度(9時05分)
予選開始:9時05分(GT500クラス開始)
前日のシリーズ7戦目(第3戦代替レース)に続き、ツインリンクもてぎでのダブルヘッダー開催2戦目というかたちの今季最終第8戦。
LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sの大嶋和也&アンドレア・カルダレッリは、シリーズ3位からの逆転チャンピオンを目指して戦う。
ドライバーズポイントランキング首位の39号車とは7ポイント差。優勝したとしても、王座獲得は相手の順位次第という状況ではあるが、チームもドライバーも前日からマシンには好感触を得ているだけに、まずはシーズン最後のレースを勝って、結果を待ちたいところだ。
#6 WAKO’S 4CR RC F 予選結果:3位(予選ベストタイム:1分36秒776=カルダレッリ選手)
土曜(第3戦)と日曜(第8戦)でドライバーが予選を個別に受け持つ今大会、日曜の15分間1セッション勝負はカルダレッリの出番だ。最終第8戦ということで、このレースの予選~決勝は開幕戦以来のノーウエイトハンデ状態で走ることになる(GT500は全車0kg)。
好調なレクサス勢がコースレコードを大きく上回るタイムレベルでポールポジションを巡る激しい攻防を展開するなか、カルダレッリは1分36秒776をマークした時点でトップに立つ。
しかし、最終的にポールポジションを獲得したのは39号車だった。2位は37号車、そしてカルダレッリは37号車と0.002秒という僅少差で、惜しくも3位という予選結果に甘んじる。
ドライバーズポイント首位の39号車がポールポジションに与えられる1ポイントを獲得したことで、差は8ポイントに広がった。だが、前日に続きマシンは速い。
シーズン初優勝、そして逆転タイトルに向けて、午後の決勝、チャンスはまだまだ充分にある。
決勝(11月13日 午後)
天気:晴れ/コース状況:ドライ
気温:22度/路温:27度(スタート前)/湿度:58%(15時)
決勝パレードラップ開始:13時30分
決勝レース周回数:53周
#6 WAKO’S 4CR RC F 大嶋和也選手&アンドレア・カルダレッリ選手 決勝結果:2位 (所要時間:1時間31分58秒300/ベストラップ:1分40秒272=カルダレッリ選手)
予選に続いて、快晴といってコンディションで迎えた今季最終戦決勝。前日と同じくスピードバトル設定の250km戦である。
#6 WAKO’S 4CR RC Fはチャンピオンをかけたこの一戦に、スタートはカルダレッリ、後半パートが大嶋という布陣で臨む。逆転ドライバーズチャンピオンの条件はいくつかあるが、わかりやすいところでは「優勝して、39号車が3位以下」だ。
1周目、カルダレッリは早々に37号車をパスして2番手に浮上。シリーズリーダーでもあるポール発進の39号車への挑戦権を手にする。そしてその後、トップ攻防は1~3秒差という僅差で続き、その争いは、まずはピット勝負へと引き継がれることになった。