更新日: 2016.11.15 09:59
アウディ・ジャパン スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート
SUPER GTもてぎ大会にてAudi R8 LMSが初優勝を果たす
●Audi Team Hitotsuyamaが初優勝。年間シリーズではチーム、ドライバーランキング共に3位、FIA GT3勢ではトップに
●Team TAISAN SARDは最終の2連戦で6位、7位と連続ポイントを獲得
アウディ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:斎藤 徹)は新型Audi R8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに挑戦するカスタマー(プライベート)チームを支援しています。
11月12日(土)、11月13日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県 1周4,801.379m)で「MOTEGI GT 250km RACE」が開催されました。
このもてぎ大会は、熊本地震復興支援大会として実施。地震の影響で延期となっていたオートポリスでの第3戦の振り替えレースを12日に、最終の第8戦を13日に、それぞれ予選+決勝を行うSUPER GT公式戦としては初の2日間連続でのレースとなりました。
今大会には、#21 Audi Team Hitotsuyama(アウディ・チーム・ヒトツヤマ)と、#26 Team TAISAN SARD(チーム・タイサン・サード)の2チームが、新型Audi R8 LMSで参戦しています。
もてぎ大会第3戦は前レースからウェイトハンディを半減、最終戦はウェイトハンディをなくしイコールコンディションにするレギュレーションが導入されました。
前戦まで58kgものハンディが課されていたAudi Team Hitotsuyamaは、29kgまで軽減され、予選ではリチャード・ライアン選手がその利点を活かし見事に2位を獲得。
快晴のもと250kmを約2時間で走り抜ける決勝レースの第1スティントはリチャード・ライアン選手が担当します。スタート直後、セーフティカーが入るアクシデントがありましたが冷静に2位のポジションをキープ、第2スティントの藤井選手へとドライバー交替します。
ここでチームはタイヤ無交換作戦を実施。素早いピット作業もあって、Audi Team Hitotsuyamaがトップに踊り出ます。その後は藤井選手がタイヤをいたわりながら、首位を守り抜き、チームにとってGT300クラス初の優勝を遂げました。
Team TAISAN SARDは、この大会より新たにドライバーとして近藤翼選手が加入し、元嶋佑弥選手とタッグを組んでルーキーコンビでの挑戦となりました。
予選16位のポジションから、決勝レースのスタートドライバーは元嶋選手。トップチームと遜色ないタイムで周回を重ね、一時期は3位にまで順位をあげる快走をみせました。
ピットインのタイミングでチームはリヤの2輪だけを交換する作戦で時間短縮を図り、第2スティントを担当した近藤選手もルーキーとは思えない冷静な走りをみせ、見事に6位入賞を獲得しました。