更新日: 2017.05.02 19:12
TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第9戦リッチモンド レースレポート
2017年5月2日
プレスリリース
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第9戦リッチモンド
ペナルティ続出の大乱戦
地元デニー・ハムリンが3位フィニッシュ
リッチモンドのショートオーバルで行われたNASCARカップ・シリーズは、レースの半分以上を“トヨタ・カムリ”勢が支配しながら、終盤のピット時にペナルティを受け後退するなど厳しい戦いとなり、地元出身デニー・ハムリンが3位フィニッシュとなった。
若手主体で臨んだエクスフィニティ・シリーズは、上位を争った“トヨタ・カムリ”勢がレース終盤の多重クラッシュに巻き込まれ、トップ10フィニッシュを果たせずレースを終えた。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第9戦 Toyota Owners 400
開催日:4月30日
ペナルティ続出の大乱戦
地元デニー・ハムリンが3位フィニッシュ
4月30日(日)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第9戦「Toyota Owners 400」が開催された。
リッチモンドは開設1946年と非常に長い歴史を持つ、1周0.75マイル(約1.2km)のショートオーバル。前戦ブリストルに続き、2週連続のショートオーバル戦となる。
トヨタ勢はここブリストルで過去に10勝。うちカイル・ブッシュが5勝。地元バージニア州出身のデニー・ハムリンも3勝を挙げている。
28日(金)に行われた予選では、2015年の秋に勝利を挙げているマット・ケンゼスが今季初となるポールポジションを獲得。
マーティン・トゥルーエクス・Jr.が3番手、カイル・ブッシュが7番手、ダニエル・スアレツが11番手、ハムリンは16番手からスタートを切ることとなった。
午後2時16分、0.75マイルオーバルを100周、100周、200周の3ステージ合計400周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
スタートしてすぐの5周目、20番手からスタートを切った20歳のルーキー、エリック・ジョーンズが右前タイヤのバーストに見舞われクラッシュ。早くもレースを終えることに。
ポールポジションのケンゼスがスタートからトップを逃げ前半戦を支配。これにトゥルーエクス・Jr.とカイル・ブッシュが続いて序盤は“トヨタ・カムリ”が1-2-3体制でレースを支配した。
しかし、カイル・ブッシュはコーション時のピットでスピード違反のペナルティを受け、26位へ後退。
ステージ1は、ケンゼスが一度も首位の座を譲ることなく制覇。トゥルーエクス・Jr.が3位、ハムリンが5位に入った。
ステージ2も序盤はケンゼスが首位を快走したが、中盤にかわされ2位フィニッシュ。ハムリンが4位。
ステージ3は、スタート前のピットでハムリンが首位に立つと、ケンゼスと共に首位争いを展開。ステージ1のペナルティで大きく後退していたカイル・ブッシュもじりじりとポジションを取り戻し、上位争いに復帰した。