更新日: 2017.05.10 11:03
ポルシェ 2017年WSCC第4戦オースティン レースレポート
2017年5月9日
プレスリリース
IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ 第4戦オースティン(アメリカ)
最高位の911 RSRが僅差で表彰台を逃す
ドイツ.ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のニューポルシェ911 RSRを駆るパトリック・ピレ(フランス)/ディルク・ウェルナー(ドイツ)組(911号車)は、オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたIMSAスポーツカー選手権第4戦において一時はリードを奪ったものの、GTLMクラス4位に終わりました。
バイザッハのポルシェ・モータースポーツ部門により新開発された510PSのレーシングカーはIMSA開幕戦のデイトナ24時間レースでは2位、直近に行われたロングビーチでは3位でフィニッシュするなど米国で幸先のよいシーズンスタートを切りましたが、このオースティンでは惜しくも3位に届かず表彰台を逃しました。
ポルシェGTチームからエントリーした2台目の911 RSR(912号車)をドライブするローレンス・バンスール(ベルギー)/ウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)組は序盤でクラッシュに巻き込まれて大きく順位を落とし、8位でチェッカーを受けました。
テキサス州の州都オースティンの近郊にある全長5.513kmのグランプリサーキットにおいて、パトリック・ピレ(フランス)は順調なスタートを切りました。
スプリントから最初のコーナーに差しかかるところで複数のマシンがもつれた時も、ピレはうまく混乱を切り抜け、4位から追撃を開始しました。まずは3位に食い込み、数周後、さらに1台を追い抜きました。
レース開始から約1時間後には先頭を走っていました。しかし、このペースは長続きしませんでした。
続いて911 RSRのステアリングを握ったチームメイトのディルク・ウェルナーは、まず1台のGTDカーによってコースから押し出され、ついでピットレーンで60秒のペナルティーを科せられた結果、表彰台の望みは消え去りました。
2時間40分後、パトリック・ピレは最終的に4位でチェッカーを受けることになりました。