“アメリカン・レーシングスピリット”を感じたデイトナ。交流戦実現はどちらが先か/デイトナ24時間現地ルポ3回目
オートスポーツ本誌でもお馴染みのメカ、ハコ車&スポーツカーマニアの“ヘンタイ”カメラマン、鈴木紳平が新年早々、伝統の耐久イベント『第56回ロレックス・デイトナ24時間レース』が開催されているアメリカ・デイトナへ。現地ルポ第3回目は決勝レースのトピックスを中心にお届けします。
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フロリダの風に誘われてやって来た『モータースポーツの未来を見つめる旅』の第2弾“ロレックス・デイトナ24時間レース”。
いよいよ決勝日を迎えました。スタートを前にすでにテンションはMAXを通り過ぎて下降気味ですが、力を振り絞ってデイトナブログ3回目、いってみましょう。
さぁ決勝日です。スタートは午後2時40分。まずは正午から始まるドライバーサイン会の様子をお届けしましょう。
50チームのなかで、もっとも列が長かったのがフェルナンド・アロンソ様所属のユナイテッド・オートスポーツの列。先頭に並んでいたビルさんは朝8時30分から並んでいるそう。先頭組の皆さんル・マン24時間にも興味があるようで「アロンソは今年トヨタに乗るのか?」、「ゴール3分前に止まったルマンは凄かったな」と話しかけてきてくれます。
アロンソ様が先に一人で登場です。そこら中からアロンソの名前が連呼され指笛が鳴ります。アロンソ様ちょっと照れ気味に見えます。
おっと、現段階ではとても微妙な服(トヨタ・ハイブリッド・チームウェア)を着た方が現れました。アロンソ様若干苦笑いです。
こちらはスタート前、コース上です。観客が記念にイエローライン上にサインやメッセージを書いていきます。こいうの日本でもやって欲しいですね。
ここはグランドスタンド4階最上段です。プロトタイプクラスがパレードしながらスターティンググリッドへと運ばれて行きます。この旗の中に“日の丸”がないのがとても残念です。この後先日亡くなられたダン・ガーニーさんを偲んで黙祷が行われました。