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投稿日: 2017.05.15 16:33

MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第3戦SUGO 決勝レポート


MotoGP | MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第3戦SUGO 決勝レポート

Round.3 SUGO/J-GP3

5月14日(日)決勝レース モリワキクラブ栗原佳祐、雨のレースで5位フィニッシュ!!

 モリワキクラブの栗原佳祐にとって初レースが宮城県スポーツランドSUGOで開催された。

 急遽参戦が決まりマシンもセットアップもままならないなかで迎えたレースウィーク。しかし栗原は公式予選で5番グリッドにつけると、朝のフリー走行でも2番手につける。

 昨日の荒天で決勝レーススケジュールが変更となり、J-GP3クラスは2周減算の18周で闘われることなった。

栗原佳祐(MORIWAKI MOTUL RACING) 2017全日本ロード第3戦SUGO
栗原佳祐(MORIWAKI MOTUL RACING) 2017全日本ロード第3戦SUGO

 決勝レース当日も雨。午前10時30分、決勝レーススタート。栗原は6番手で第1コーナーに進入する。続く4コーナーで5番手に上がり、ホームストレート上で4番手に浮上、オープニングラップは4番手で通過する。

 上位4台の中でラップタイムが一番速いのは栗原、2周目に1分48秒634、3周目に1分48秒076をたたき出すとその先の1コーナーで3番手に浮上する。しかし5周目のSPインコーナーで抜き返され4番手にダウン。

 序盤は48秒台前半で周回していた栗原だが、上位3台が47秒台、46秒台にペースアップすると栗原との差が開いていく。栗原は朝のフリー走行で感触が良かったサスペンションのセットで決勝レースに臨んだが若干硬さが足りずサスペンションが入り切った状態となりそれ以上のペースアップができなかった。

 朝のフリー走行から決勝レースではペースが上がると予想してサスペンションを固めにアジャストしたがさらに硬さが必要だったと言う。しかし栗原はそこで無理して前を追うことはせず冷静に48秒台中盤でコンスタントに走行を重ねて5位でフィニッシュした。

 ドライコンディションもウエットコンディションも初めての手探り状態から入ったレースウイーク。完走を目標としていた栗原は今大会の経験を基に次戦もてぎに向けて準備を始めた。


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