MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第5戦オートポリス 決勝レポート
Round.5 AOUTPOLIS/J-GP3
6月25日(日)決勝レース
モリワキクラブ栗原佳祐、難しいコンディションのレースで11位フィニッシュ
全日本ロードレース第5戦「KYUSHU MOTORCYCLEFESTA 2017」の決勝レースが大分県:オートポリスサーキットで開催された。昨日の公式予選は雨と濃霧のため中止、朝のフリー走行の時間を使って25分間の公式予選に充てられた。
一昨日発生したパーツの不具合はきちんと解消し、整備面からみたマシンは完全に復調した。しかし、このレースウィークに入って初めての雨、しかも栗原佳祐にとってJ-GP3クラス参戦して初めての雨のオートポリス。グリップ感の不足に悩ませられながらの走行となった。
2分23秒305から入った予選だが、走り方のアジャストで徐々にタイムアップ、2分19秒221まで詰めて予選15番手で決勝レースに臨む。
公式予選終了からわずか2時間後の10:45、13周に減算されてJ-GP3クラスの決勝レースがスタートした。公式予選時はウェットコンディション、その後天候は時折陽が差すほどまで回復、コース上のラインは乾いてきた。しかしまだところどころウェットパッチが残る非常に難しいコンディション。
栗原はドライタイヤを選択して決勝レースを闘った。序盤栗原は2分3秒台でラップ、トップを走るライダーから1秒落ちの速さで15番グリッドスタートから10番手に上昇する。その後も2分3秒~4秒台でラップする。
エンジン回転数を落とさずに周回するにはレコードラインから数本外してコンパクトに曲がり、立ち上がりで加速するラインを取ってスピードを保つことが必要なのだが、レコードライン以外は濡れている箇所が多く足元をすくわれる。ライン取りに苦しみながらも最終ラップに2分2秒625のベストタイムを出して11位でチェッカーを受けた。
ここから長いインターバルが開き次戦は9月の岡山国際サーキット。その間にマシンのセットアップと自身のスキルアップを図り後半戦に臨む