更新日: 2017.09.19 16:55
EWC:F.C.C. TSRホンダ・フランス2017/18シリーズ第1戦ボルドール24時間耐久ロードレース レースレポート
この結果、F.C.C. TSR Honda Franceは残り3時間半のところで、トップから急転直下、最高8位まで順位を落とした。しかし、その後はフレディとジョシュの2人体制によりレースに復帰。順位が落ちたと言ってもまだ8位。挽回は可能だとチーム一丸となってレースを続けた。
結果、F.C.C. TSR Honda Franceは、初陣となるHonda Franceの地元での伝統的な24時間レースで6位でチェッカーを受けることができた。チャンピオンシップポイントは19。さらには、24時間レースに与えられる、8時間毎(8時間経過時点と16時間経過時点)のボーナスポイント各9点も加えれば、37ポイントを獲得した。
これは、昨シーズンのこの大会よりも大きい数字である。優勝できなかったのは悔しいが、壁は高い方が崩しがいもあるし、しっかりポイントを獲得できたことを考えれば、今季から新たにEWC年間タイトルおよび鈴鹿8耐での優勝に挑戦するコラボレーション、F.C.C. TSR Honda Franceのチャンピオンシップの出だしは、まずは順調だったと確信している。
◆F.C.C. TSR Honda France総監督/藤井正和のコメント
「昨シーズンがEWCランキング4位だったが、今年はそれ以上、あるいは年間チャンピオン獲得を視野にいれてEWCに臨んでいる。もちろん優勝できれば、それに越したことはないが、チャンピオンシップポイントは得られた上々のスタートだったと思う」
「年間チャンピオン獲得のために考えられる最も良い相手=伴侶と言っても良いくらいの相手、それがHonda Franceだと思っている、それくらい、お互いに相思相愛という言葉が似合い、実際に社員の皆さん誰もが、TSRの過去の活躍をしってくれていて、言葉が違ってもレースという共通言語で語り合える、そんな相手だと確信している」
「フランスという地でこれまでのTSRの活動が受け入れられ、新たな出会いが、新しい歴史を刻むことになれば、それは素晴らしいことだと思う。今回のボルドールでは、何よりもそのことが一番の収穫だね。次もフランスのル・マン。ル・マンではまたそこでしかない素晴らしい出会いがあると信じている」