更新日: 2024.10.31 16:58
アウディ、ラージSUV群の『Q7』と『Q8』をアップデート。高性能版“S”を含めエレガントさを強調
また、狭い道での取り回し性が向上するオールホイールステアリングもオプション設定(『SQ7』『SQ8』では標準)され、低速では後輪が逆位相に最大5°切れることで回転半径が0.4m小さい5.3mとなるため、狭い道での取り回しがさらに向上。高速走行時には同位相で切ることで快適性と車線変更時の安定性を向上させている。
パワートレインは最高出力200kW(272PS)、最大トルク600Nmを発揮する50 TDI V型6気筒の3.0リッター直噴ディーゼルエンジンと、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nmを発揮する55 TFSI V型6気筒の3.0リッター直噴ガソリンエンジンの2機種が用意され、ともに8速ティプトロニックと“quattro(クワトロ)”フルタイム4輪駆動を採用。後者ではさらなる高効率と快適な走行を実現する48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を採用したマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載している。
そして最高出力373kW(507PS)および最大トルク770Nmを発揮する4.0 TFSI V型8気筒4.0リッター直噴ガソリンエンジンを積む『SQ7』『SQ8』は、0〜100km/hをわずか4.1秒で加速。1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序を備えた直噴V8はスポーティで重厚なサウンドを奏で、低中負荷状態および一定の加速条件にてシリンダーオンデマンドシステムが燃料噴射および点火を止め、吸気バルブと排気バルブを閉じることで2番、3番、5番、8番のシリンダーを休止させ、高性能と高効率を両立させる。
エクステリアでもデザインを一新したアウディのSモデル専用のフロントスポイラー、印象的なリヤディフューザー、左右4本出しのテールパイプールパイプを備え、シングルフレームグリルにはスポーティなカラーのL字型インレイが配置され、大きなエアインテークにはハニカムグリルが装着されるなど、アルミ調のアクセントと併せてスポーティさを強調する。
そしてオプションのアドバンストサスペンションパッケージには、より軽快で正確なハンドリングを実現するリヤスポーツディファレンシャルと、凹凸のある路面でボディの動きを軽減したり、コーナリング時にロール角を大幅に減少させ、車両のハンドリングをより正確にするアクティブスタビライザーが含まれる。
フロントのブラックのブレーキキャリパーには、アウディのSモデルであることを象徴するSロゴが装着され、オプションでレッドキャリパーも選択可能に。価格は『SQ7』が1490万円、同『SQ8』が1626万円となり、『Q7』は1059万~1135万円、『Q8』は1105万~1248万円(いずれも税込)となっている。
アウディコミュニケーションセンター・フリーダイヤル:0120-598106
アウディジャパン公式サイト:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html