更新日: 2024.09.09 13:27
齋藤太吾がD1GP筑波大会を連勝。開幕戦から4戦連続ファイナル進出でランキングトップを守る
ドリフト界において革新的なマシンメイクによるカスタムビルダーでもある齋藤。2019年から乗っているトヨタGRスープラは通算3台あり、昨年まで使った3号機は「徹底的に作り込んだから一発の速さはあるけど、ピーキーな特性で乗りにくかった」と、ドライビングミスも多くなりがちだったと言う。
今シーズンはGRスープラ2号機にスイッチ。「(あくまで自分基準で)普通の作りだからマイルドで乗りやすい」と、速さより扱いやすさを優先したのが功を奏したようだ。もしかしたら3号機で苦戦した日々があるからこそ、2号機を乗りやすいと感じられるのかもしれない。
「ボク自身のテクニックやスープラが大きく進化したワケでもないですし、ここ数年は一生懸命やってるのに良い結果が出なかったので、筑波では優勝を狙っていませんでした」
「でも開幕戦から良い流れになっていますし、追い風が吹いてることは感じますね。流れが良いと運も向いてくるので、今回はけっこう運に助けられたと思います」
「ただ、ちょっとしたことで流れは全然変わってしまいますし、まだシリーズは半分もいっていません。ランキングのことは考えず、一戦ずつしっかりやっていきます」
2024年D1GP 第4戦終了後のシリーズランキング
1位:齋藤太吾(FAT FIVE RACING)/95ポイント
2位:日比野哲也(SHIBATA RACING TEAM)/76ポイント
3位:中村直樹(TEAM VALINO × N-STYLE)/73ポイント
4位:横井昌志(TEAM D-MAX RACING)/57ポイント
5位:田野結希(TEAM D-MAX RACING)/43ポイント
※ランキングやリザルトの詳細はD1GP公式サイトを確認してほしい。