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投稿日: 2017.12.14 07:27
更新日: 2017.12.13 18:00

86/BRZ:ブリヂストン 2017年第10戦富士 レースレポート


国内レース他 | 86/BRZ:ブリヂストン 2017年第10戦富士 レースレポート

2017 TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race [Clubman Series]第10戦

菱井將文がシリーズ3位に

開催場所:富士スピードウェイ
開催日:2017年12月09日(土)~12月09日(土)

 今シーズンを締めくくる最終戦の舞台は、今シーズン3度目の開催となる富士スピードウェイ。4月にスタートしたこのシリーズも、12月となり、ついに10戦目を迎えた。
 
 クラブマンシリーズは、第9戦鈴鹿サーキットのレースが中止となった段階で、シリーズチャンピオンは#38神谷裕幸選手(YH)に決定している。最終戦の注目のひとつは、2位以下のシリーズランキングでもあった。
 
 レース前のランキングと有効ポイントは、2位#500/600小野田貴俊選手(YH)が82ポイント、3位#771菱井將文選手(ブリヂストン)が80ポイント、4位橋本洋平選手(ブリヂストン)が76ポイントとなっている。

クラブマンシリーズ決勝Aレースで10位となった菱井將文
クラブマンシリーズ決勝Aレースで10位となった菱井將文

 
 数字の上では大接戦だが、上位5レースのポイントが有効となるため、各選手ともに表彰台に上がらなければポイントはプラスされない。エントリーは87台。6月の第3戦、9月の第7戦よりには少し届いていないが、それでも大量なエントリーには違いはない。
 
 12月ということもあって、富士スピードウェイの気温は低く、夜や明け方には氷点下になっていた。ただし昨年のように雪が降ることはなく、予選・決勝が行われた12月9日は富士山が近くに見えるほどの快晴となった。

<予選>

気温が低いということで、タイムアップすることは確実視されていた。予選開始は土曜日の朝7時45分という早いスケジュールで、まだ太陽の日差しを感じることもできなかった。ちなみにクラブマンシリーズのコースレコードは2分06秒576。

 予選1組では、1年ぶりの参戦となった#62松原亮二選手(YH)がいきなり2分05秒310をマーク。さらに松原亮二選手はタイムアタックを続け、3度目のアタックでは2分04秒720にまでタイムアップした。これはプロフェッショナルシリーズのコースレコード、2分04秒801を上回るものだ。
 
 一方の予選2組は、チャンピオンを決めた神谷裕幸選手が2分04秒907をマーク。かつてヴィッツレースで速さを競ってきた2人が2分04秒台に入れ、他の選手を寄せつけなかった。

 ブリヂストン装着勢は、路面温度が低すぎたのか全体的に苦戦を強いられた。予選1組で#75手塚祐弥選手(ブリヂストン)が6位、菱井將文選手が10位、予選2組では初参戦の#7堤優威選手(ブリヂストン)が6位、6月の第3戦で優勝した#126庄司雄磨選手(ブリヂストン)が11位となった。

<決勝レース>


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