ポルシェ カレラカップ ジャパン2016 第7・8戦 予選レポート
しかし#14三笠がコースインした直後に2セット目のニュータイヤを履きコースに出た#78近藤は、2番手に落ちた翌周には1分44秒815を記録してタイミングモニター最上部に自身の名前を押し上げた。翌周には1分44秒649でさらにタイムを縮めて7戦続けてのポールポジションを獲得した。
一方の#14三笠も負けじとアタックを続け第2セクターまでのタイムでは幾度か#78近藤を上回るが、惜しくも届かず。セカンドベストタイムでも#78近藤に対して1/1,000秒及ばず、土曜午後そして日曜日の2レースともに2番手グリッドから第3戦以来の優勝を狙う事となった。
ジェントルマンクラスのトップ、そして全体でもオーバーオールクラスのクルマを退けて3番手のタイムを記録したのは、クラスランキングで首位を走る#7星野敏。「ドライビングのレベルアップだけでなくセットアップ能力も身につけた」とチームから評される#7星野は、#14三笠と同様にセクター2まではダブルポールを獲得した#78近藤をも凌ぐタイムを叩き出すほどの好調さを見せつける。「横方向、そしてリアの荷重をコントロールして曲がれている」と言う#7星野は、セカンドベストにおいても総合3番手となり、決勝ではさらなるアップセットを狙うと力強く語った。
ジェントルマンクラスのグリッドは第7戦が#星野以下、#47 TAD JUN JUN、#32永井秀貴、#25内山清士、第8戦では#47 TAD JUN JUN、#25内山清士、#32永井秀貴と続き、激しいポディウム争いを予感させる30分間を締めくくった。
PCCJ第7戦の決勝レースは8月6日(土)16時10分にスタートし、15周で争われます。
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