更新日: 2018.07.30 14:40
ENDLESS SPORTS 2018スーパー耐久第4戦オートポリス レースレポート
ENDLESS SPORTS
スーパー耐久シリーズ 2018第4戦
開催日:2018年7月14~15日
サーキット:オートポリス(大分県)
チーム体制:エンドレススポーツ
マシン:13号車 ENDLESS 86
ドライバー:小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮
予選結果:クラス3位
決勝結果:クラス6位
シリーズランキング:ST-4クラス4位
[予選/7月14日(土)]13号車 3位
Aドライバー/小河諒……5位 13:45~ 20分間 ドライ
Bドライバー/高橋翼……2位 14:45~ 20分間 ドライ
Cドライバー/花里祐弥……4位 15:45~ 20分間 ドライ
Dドライバー/呉良亮……2位 16:20~ 18分間 ドライ
記念すべき富士24時間レースでは、アクシデントに巻き込まれノーポイントというまさかの結果に終わってしまい、チャンピオン争いから大きく脱落。さらには18まで伸ばしていた連続表彰台記録も途絶えてしまった。
記録は途絶えるもの。一度リセットして第4戦の舞台となる九州オートポリスに乗り込む。富士でクラッシュしたマシンは、修復できるような状況ではなかった。ゼロからマシンを作り直すほどの予算もなければ時間もないため、昨シーズンまで走らせていたマシンをベースに作り直した。どこまで戦闘力があるかはわからない。ぶっつけ本番だ。
ライバルに打ち勝つだけの戦闘力には及ばないが、急ピッチで仕上げたマシンということを考慮すれば、十分に戦えるだけの走りを練習走行で見せてくれた。とにかく、贅沢は言っていられない。多くのスポンサーや仲間が協力してここまでたどり着けたのだから、なんとか結果を残したい。これまで以上にドライバーもメカニックも熱かった。
標高もある阿蘇山の中腹にあるオートポリス。下界に比べれば涼しいが、30度以上あることには変わりない。予想していた通り、第4戦は暑さの戦いとなった。
午後1時45分過ぎから始まった予選。Aドライバーの小河は、思うようにタイムが伸びない。というよりは、全体的にタイムが伸びていないのだ。マシンから降りてきた小河も「午前中の走行とは違う。フロントのグリップ力もないし……」と悔しがる。
クラストップの86号車からは1.2秒遅れの5番手。どうやらタイムが伸びない大きな要因は、予選前に行われていたヴィッツレースだったようだ。簡単に言うと「ヴィッツのタイヤで路面が荒れていた」と言うところだ。
実際、Aドライバーの予選でも最後の方に走ったST-Xクラスのマシンはそこまで落ちていなかったからだ。路面ができあがったBドライバーの予選では、86号車が2分05秒2という驚異的なタイムを叩き出した。高橋もほぼ完璧に近いアタックだったが2分06秒129。
マシンの状況などからすれば、2番手という結果はまずまずだ。でもトップの86号車から1秒近くの遅れは厳しい。A+Bドライバーの合算タイムで決まる総合結果は3番手。ここから追い上げることになった。