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投稿日: 2018.05.02 08:04
更新日: 2018.05.21 17:32

F1のオーバーテイク促進策が2019年に向けて承認。ウイングデザイン変更で接近戦を可能に


F1 | F1のオーバーテイク促進策が2019年に向けて承認。ウイングデザイン変更で接近戦を可能に

 F1商業権保有者のサポートのもとにFIAが行った提案に対し、大部分のF1チームが集中的な調査を行った結果、この変更によりバトルとオーバーテイクが改善する可能性が高いことが分かり、投票により承認が得られたと、FIAは説明している。

 FIAは、今回の変更以外にも、バトルとオーバーテイク改善のための対策について検討していくと述べている。

 2017年にF1テクニカルレギュレーションが変更されたことで、マシンは速くなったが、バトル中に前のマシンのすぐ後ろまで近づくことが非常に難しくなり、オーバーテイクがより困難になったことが、問題視されている。そのため、F1はバトルとオーバーテイクを促進するための対策について検討していた。

 2021年にF1の技術規則は大きく変更される予定だが、F1はオーバーテイクについての問題を解決するための対策をできるだけ早く導入したいという考えを示していた。しかし今回の提案については反対しているチームもあったといわれている。


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