投稿日: 2016.09.02 13:50
アロンソ、フェルスタッペンのブロックは「競技規則において合法」と説明
Translation:Akane Kofuji
ルールの明確さとフェルスタッペンの動きの正当性について、2度のタイトル獲得経験者であるアロンソは「これについてはクリアだと思う」と語る。ただし、規則は車両同士の速度差については触れていない。スパのケメル・ストレートはDRSゾーンであるため、速度差は特に大きかった。
「2001年にミナルディに乗っていて、ミハエル(シューマッハー)が迫ってきたときには、もっと大きなスピード差があった。それがF1だ」とアロンソ。
しかしフェルスタッペンはブレーキングゾーンでの動きについても、批判を浴び続けている。この部分について確固としたレギュレーションはないものの、ドライバーの間には不文律の行為規範がある。
「ふたつの、まったく異なる事故でファンを混乱させるべきではない。ひとつはフェルスタッペンとキミの、ストレートでの件。またはオーストリアのブレーキングゾーンで起きた、僕の(ハースのエステバン・グティエレス車の後部に追突した)件だ。でも、あのときは僕がブレーキングポイントを見誤ったのかもしれない」
「それとハンガリーGPでの、マックスとキミの事故だ。あのときのマックスはターン2の進入で、ブレーキングしながら大きく動いたように見えた。少しアグレッシブ過ぎたね。これについてはドイツGPのドライバーズ・ブリーフィングで話をした。ターン2のブレーキング中に起きたことだったから、全ドライバーがハンガリーでのマックスの走りに不満を抱いていたんだ」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています