F1シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=9位
とりあえず満足している。Q3に進出することが最初の目標だったからね。次の目標は決勝で強さを発揮することだ。
それでも今日はあまりペースがよくなかった。少し苦しんでおり、今週末は簡単に速さを引き出せる状態にはない。
でも明日、改善できることを期待している。レース戦略が重要になる。いいスタートを切って、1コーナーに向かってアタックし、1周目を終えるころにいいポジションに立つことができれば、状況が好転するかもしれない。そうなるといいね。
決勝ではダメージを最小限に抑えることが重要になるだろう。何ができるか見ていくよ。
だいたい思っていたような位置だけど、トロロッソがここで速いことだけが驚きだ。彼らのマシンは市街地コースに合っている。でもシンガポールより後のグランプリでは、常に彼らの前に立つことができるはずだ。
今季残りレースではチームとして速さで4番目の位置に立つことを目指している。明日はトロロッソの前でフィニッシュできるといいね。
(Formula1.comのインタビューで、予選で目標としていた順位を聞かれ)7番手だった。つまり目標には惜しくも届かなかったということだ。そうはいっても、Q3に進むことが重要で、それは達成できた。
この市街地コースは僕らのマシンとの相性が完璧とはいえないのだと思う。この後に訪れるサーキットの中には、レイアウトが全く違って、僕らのマシンにかなり合うところがあると思うけれど。
(レースペースの方が期待できるかと聞かれ)そう思う。いい戦略を使えば、今日の予選結果より上に行ける可能性がある。ここは難しいサーキットで、セーフティカーが出る方が普通だから、賢く行動し、チャンスが訪れたときにそれを生かせる場所にいる必要がある。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 予選=10位(※ペナルティにより8グリッド降格)
今週末は苦労してきたけど、予選もすごく難しいセッションだった。昨日はいくつか技術的な問題が発生したため、マシンの感触を向上させるためにセットアップの面でいくつか妥協しなければならなかった。それを考えるとQ3に進めたというのはいい結果だ。Q3はかなりの接戦で、100分の2、3秒で順位が変わるほどだった。
グリッドペナルティを受けることになり、がっかりしている。Q2のイエローフラッグ下で僕はかなりペースを落としたんだけどね。
(ペナルティを不服とする理由について語り)僕が追い抜いたドライバーは、不必要に遅く走っていた。なぜそんなに遅く走っていたのかを、スチュワードは彼に対して尋ねようともしない。
理由は僕も知らない。何か問題があったのか、そのラップを放棄したから遅かったのか、分からない。でも僕としては安全面で追い抜くしかなかった。僕は、どれだけ減速したか、問題のコーナーに入る時、どれだけペースが落ちていたかを示したのに。規則では大幅な減速を示さなければならないとある。僕はそれを示した。
規則の文言が(あいまいなのが)問題だ。スチュワードに任せれば、彼らは感じたとおりに行動する。
僕としては、何も悪いことはしていないと思っている。あれ以上どうしようもなかった。そのラップを放棄する以外はね。そしてそうするように規則に定められていない。規則は一貫していないし、全く公平じゃない。