投稿日: 2016.09.20 13:20
「マーシャルの横断は指示していない」とFIAが主張。再発防止に努める
Translation:Akane Kofuji
「事態を非常に重く見ている。ひとりの人間を責めようとは思っていない。二度と同じ事態が起きないようにしていかなければならない」
メルセデスのトップであるトト・ウォルフはこの出来事を危険だと考えているが、各チームはFIAに早い段階でのリスタートを要求していたと言う。
「とても危険だった。しかし、素早くリスタートしてくれたレースコントロールは賞賛に値する。いつまでもセーフティカーの後ろを走るのではなく、こうしてもらいたいと頼んでいたんだ。そのせいで清掃中のマーシャルがひとり、コース上に残されることになったのかもしれない。こういうことが起きることもあるが、誰も傷つくことがなくて本当に良かった」
今回のレースで勝利を上げ、ドライバーズランキングトップに躍り出たロズベルグは、こう語っている。
「時速300kmで走行中に、(コース上で)前を横切る人がいるのを見るのは、まったく良い経験ではなかった。だから確実に安全に行けるように走っていた。ただ、彼は僕らが来ているのが見えていなかったと思うから、その瞬間はぞっとしたよ。間違いなくタイムはロスしたね」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています