投稿日: 2019.09.28 11:01
更新日: 2019.09.28 17:50
更新日: 2019.09.28 17:50
レッドブル・ホンダ密着:決勝に向けて順調にセットアップ。予選で雨が降ればさらに追い風に/F1ロシアGP金曜
Masahiro Owari
レッドブル・ホンダのふたりはともに5グリッド降格が決定している。もし予選がドライで行われると、ポールポジションを取っても6番手からスタートする。逆にQ3に進出してもポールポジションが取れず、仮に6番手以下に終わると、日曜日のレースは11番手以下からスタートするだけでなく、スタート時にQ2でベストタイムをマークしたユーズドタイヤを使用するしかない。
それなら、敢えてQ2でトップ10に入らずに、11位を獲得して、日曜日のレースはタイヤ選択に関して自由に権利を持っていたほうが得策となる可能性もある。実際、昨年、ルノーPUを搭載していたレッドブルは予選をあえてQ2で敗退して、スタート時のタイヤを自由に選択できる権利を得て、11番手と12番手からスタートし、メルセデス勢とフェラーリ勢に続く5位と6位でフィニッシュしていた。
しかし、予選のQ2で雨が降り、ウエットタイヤを使用して自己ベストをマークするよう状況になれば、話は変わる。そうなれば、Q3に進出したドライバーも含めて、全車スタート時のタイヤは自由に選択することができる。そうなれば、レッドブル・ホンダは予選で駆け引きする必要はなくなり、迷うことなく、Q1からQ3まで全力でアタックすることができる。
フェルスタッペンのトップタイムは、レッドブル・ホンダにとって順位以上の価値がある結果だったと言っていいだろう。
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