更新日: 2019.10.13 11:50
F1日本GP予選:フェラーリがフロントロウ独占!ベッテルは鈴鹿で通算5回目のPP獲得。ホンダPU勢は3台がQ3進出
路面がグリーンな状況からどんどん向上していくため、メルセデスAMG勢、フェルスタッペン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と次々とトップタイムが更新されていき、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)も4番手につけた。まずはルクレールが1分28秒405でトップに立ち、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は計測2周目で1分28秒735を記録して2番手に浮上し、バルテリ・ボッタス(メルセデス)も1分28秒896で4番手に浮上する。
クラッシュを喫したクビサ、マグヌッセンはコース復帰は叶わずQ1敗退。マシンバランスに苦しむルノー勢、レーシングポイント勢、アルファロメオ勢らがペースが伸び悩み、最後のアタックでタイムを更新できなかったジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ダニエル・リカルド(ルノー)がQ1敗退となった。ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)は0.099秒差でQ2進出を決めた。
10時40分にQ2開始。決勝のスタートタイヤを決めるQ2でも全車がソフトタイヤでアタック。
ここでは先にアタックしたフェラーリ勢に対しハミルトンが0.348秒差をつけて1分27秒826でトップに立つ。一方ここまで好調だったボッタスは0.479秒差の4番手に留まった。バックストレートでパワーを失ったというフェルスタッペンは0.673秒差の5番手、アルボンは1.002秒差の6番手で、中団トップのサインツとは0.2秒しか差がない。8番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)以下は各車が僅差で続く。
残り4分を切ったところで各車が2回目のアタックへ。Q1でタイヤを失っているフェラーリ勢はここでアタックを行なわずQ3に2セットの新品を残すために備える。
最後のアタックでクビアトはタイムを更新できず14番手でQ2敗退。最後にハイドロ圧を失ったヒュルケンベルグはアタックをできず15番手、それ以外は13番手ライコネン、12番手ストロール、11番手アントニオ・ジョビナッツィというQ2敗退組となった。
ボッタスはここで1分27秒688を記録してトップに立ち、こちらをスタートタイヤにする。アルボンも同様に3番手に浮上。ハミルトン、フェルスタッペンはバックオフして1回目のタイヤをスタートタイヤとした。