投稿日: 2019.10.27 13:33
更新日: 2019.11.03 05:02
更新日: 2019.11.03 05:02
レッドブル・ホンダ密着:幻となったホンダの通算79回目のポールポジション。ポテンシャルの高さをどう活かすか/F1メキシコGP予選
Masahiro Owari
この結果、フェルスタッペンは予選1番手は認められたものの、レースで先頭となるポールポジションからはスタートできないこととなった。
ホンダにとってメキシコGPでの予選1番手は1990年のゲルハルト・ベルガー(マクラーレン)以来、29年ぶり。しかし、ホンダの通算79回目となる予選1番手は、残念ながらポールポジションとはならず、通算ポールポジション回数は78回のままとなった。
3番手降格となったフェルスタッペンは、日曜日のレースを4番グリッドからスタートする。しかし、この日、海抜2240mに位置するエルマノス・ロドリゲス・サーキットで、最も速かったのが、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンだったことに変わりはない。
「高地という特殊な環境下で、マシンそしてパワーユニット(PU/エンジン)をポテンシャルの高いパッケージとして仕上げることができたと思います」と田辺豊治F1テクニカルディレクターが言うように、ホンダが素晴らしい仕事をしたことは事実だ。
その高いポテンシャルがあれば、4番手からのスタートでも、決して優勝が狙えないわけではない。ホンダが最後にメキシコGPで優勝したのは、1989年のマクラーレン・ホンダ時代のアイルトン・セナだ。ホンダの歴史に新しい1ページを刻んでほしい。
1 2