投稿日: 2020.03.05 11:10
更新日: 2020.03.05 11:12
更新日: 2020.03.05 11:12
「決勝で強いメルセデス&ハミルトンにフェラーリが勝つのは困難」と元F1ドライバー
autosport web
Translation: AKARAG
打倒ハミルトンを目指すひとりが、チームメイトのボッタスだ。しかし、ハミルトンと同じ装備で戦うにもかかわらず、ボッタスが勝利を収めるのは難しいとウエーバーは考えている。
「バルテリに何か悪いところがあるわけではない。けれどもハミルトンは、F1の70年の歴史のなかで最も優れた才能の持ち主のひとりだ。彼は誰にとっても頭痛の種になる。彼の隣で落ち着いていられる者がいるのかは疑問だ」
「ルイスはとてつもなく強く、誰であれ、彼に勝つのは途方もなく難しい。バルテリはできることをやっているが、ハミルトンは敵として非常に厄介だ」
「彼はハングリーで、今も粘り強く、自己改革をしている。それが彼の並外れた資質であり、見ていて素晴らしいところだ」
35歳で13シーズンを経験し、6度の世界タイトルを獲得してきたハミルトンは、衰えの兆しをまったく見せていない。ハミルトンは、スキルを磨き、高いモチベーションを保っており、今が絶頂期であるといってもいいかもしれない。
「彼がキャリア半ばにいるころ、それほど長いキャリアにならないのではないかと心配する人々も、少数ながらいたと思う」とウエーバーは言う。
「だがその後、彼はうまく調子を取り戻した。それは(メルセデスの)ニキ・ラウダとトト・ウォルフの庇護のおかげかもしれない。その影響は大きかったと、僕は考える」
「父親との関係もはるかに良くなっているようで、それも素晴らしいことだ。月曜日から金曜日まで、彼の生活はこれまでにないほどに安定している。そのことがパフォーマンスに反映されているのだ」
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