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投稿日: 2020.09.04 15:24
更新日: 2020.09.10 19:31

F1技術解説ベルギー編:フェラーリはなぜあれほど遅かったのか。ドラッグに悩んだ末の選択が奏功せず


F1 | F1技術解説ベルギー編:フェラーリはなぜあれほど遅かったのか。ドラッグに悩んだ末の選択が奏功せず

 前戦ベルギーGPのフェラーリは、予選ではシャルル・ルクレール13番手、セバスチャン・ベッテル14番手にとどまった。ただしポールポジションとの比率を見ると、他のサーキットより決してひどいわけではない。バルセロナ、ブダペストに比べると、むしろその値は小さいほどだった。

 それでも13、14番グリッドしか取れなかったのは、空力効率が悪く、パワー面でも非力なSF1000にとって、スパ・フランコルシャンは厳し過ぎるレイアウトだったからであろう。エンジンパワーに劣ることが、一番のハンデキャップだったのは確かである。しかし同じパワーユニットを搭載するハースやアルファロメオに先行されたのを見ても、問題がPU(パワーユニット/エンジン)だけでないのは明らかだ。ちなみに1年前のベルギーGPとの予選タイム比較では、遅くなっているのはフェラーリだけだった。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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