更新日: 2021.06.11 23:55
【ブログ】最後の最後まで展開が読めない市街地レース/F1自宅特派員アゼルバイジャンGP編
角田裕毅くんはQ2で4番手でございましたよ。いいぞいいぞ。
この調子で、確実にものにしていっていただきたい、と思っておりました。が。
Q3でその角田くんがクラッシュしてしまわれました。ぎゃー!
ランド・ノリスさんの降格があるので、角田くんは決勝7番手スタートでございます。
気分一新、今度こそ手堅く攻めていただきたい。
角田くんの後ろを走っていたカルロス・サインツJr.さんは、角田くんを避ける形でクラッシュしてしまわれました。
角田くんのタイヤスモークが見えたか見えなかったかの位置で、あの動きができるのすごくない? ニュータイプか。
一歩間違えたら、多重衝突の大事故でございます。
サインツJr.さんのすばらしい回避能力に、ありがとう。
タイミング悪く、レッドブル・ホンダ勢がアタックできなかったのは残念でございました。ぐぅぅ。
そして、一億総おかあちゃん代表として、ごめんなさいとここに謝っておきまする。
不調と言われつつ、チームメイトのトウ(スリップストリーム)を使って2番手を取られたルイス・ハミルトンさんは、さすがでございました。
ボッタスさんに、この気持ちを伝えるならば『ありがトウ』
毎回このネタを言っている気がいたしますが、枕詞でございます。
だがしかし、そのボッタスさんは「おれはトウなし」とコメントされておられまして……。
みんな、ボッさんにもトウを分けてくれー!
アゼルバイジャンGP決勝。
前日までの黄旗赤旗を思うと、頭に浮かぶ展開は『荒れるバイジャングランプリ』
早々に大混乱もありえるかもよと身構えておりましたが、みなさん綺麗なスタートをされまして、その後も混乱はなく。
『なるほど、本番になるとそんなものだよねぇ』なんて、思い切り油断しておりました……。
11周目からトップを走っていたフェルスタッペンさんは、タイヤ交換後の19周目から再びトップを走り続けられまして。
このままゴールへまっしぐらだと、信じ切っておりました。
これぞ完璧なる勝利でございます。
それがまさか、46周目で左リヤタイヤがパンクするだなんて。
こんなの誰も予想できんがな!
30周目でパンクしたストロールさんと、まったく同じ現象に見えました。
ここで名づけるならば『ピレリ、初夏のパンク祭り』
シールを集めると、今ならリタイアがもらえますって、こらぁ!
でかすぎる、幻の優勝25ポイントでございました……。
そういえば、ライコさんも最終ラップでトップ走っていたのにサスペンションがぶっ壊れたことがありましたね。
あれはたしか、2005年のヨーロッパGP。
あの『バンザーーイ! なしよ』の衝撃は、今も忘れられません。