【ブログ】最後の最後まで展開が読めない市街地レース／F1自宅特派員アゼルバイジャンGP編

不調だなんだと言われても、最後まであきらめない男、それがハミルトンさん。
前半、セルジオ・ペレスさんを後ろから、ねばっこく追いかけられておりまして。
ペレスさんがちょっと緩めたら、すぐに追いかけてくるその姿は、バイオハザード2のタイラントさんのようでございました。

タイラントさんは、どこまでもどこまでも、壁ぶち壊してでも追いかけてくるモンスターでございます。
あまりに彼が怖すぎて、ゲームを進められないまま終わってしまったのも、今はいい思い出であります。
興味のある方は、リメイク版をぜひ！

残り2周のレースが再開される際に、ハミルトンさんは『勝負はしない』と無線で言っておられましたが、
グリッドにつくハミルトンさんのやる気が、オーラ（煙）となって立ちのぼっておられましたよ。

結果、まさかの誤操作、ご本人のスイッチの切り忘れによる大ポカではございましたが、
リスクより、勝ちを取りにいくハミルトンさんが、わたしは好きであります。

今回は、きっとひとりになった途端『あああああーーー』って床を転げまわっていると思うけれども。

角田くんは、7位入賞でございました。
50周目のレース再開で、フェルナンド・アロンソさんに抜かれて順位を落としてしまったけれども、
あれはもう、経験値の差でございましょう。

とりあえずポイントを持ち帰ることができて、ご本人もでしょうが、見守っていたファンもホッといたしましたよ。
この流れに乗って、次戦もがんばっていただきたい。

角田くんのチームメイトのピエール・ガスリーさんは3位表彰台でございまして、ペレスさん優勝にベッテルさんは2位！
密やかに応援してきた方たちの表彰台は、喜びもひとしおでございました。

アストンマーティンのみなさんにも祝福されるペレスさんは、チームといい関係を築いていたんだなぁとしみじみ。
ベッテルさんも完全復活されたようだし、これでまたレースがおもしろくなってまいりますな！

最後に、我らがキミ・ライコネンさん。
順調にノーポイント記録を伸ばしておられましたが、残り50周の時点で11番手。

またも11位なのか。
あと一歩届かずなのか。
11位の壁の高さにくじけそうになりました、が。ががが。

レースは、最後の最後までわからないものなのですね。
まさかの10位入賞で、レース終了！

ありがとう1ポイント！
おめでとう今シーズン初ポイント！！
これからもポイント貯金をコツコツと増やしていただきたい。

……ところで、ボッタスさんはお元気でしょうか。
蓋を開ければ、メルセデスの0ポイントにも、びっくりでございました。

アゼルバイジャンGP。
レース終了後は興奮冷めやらずでございましたが、冷静になって振り返ると、レースとしておもしろかったかと言われると微妙な気がしてまいりました。

例えるなら『びっくり！　ハプニング大賞』みたいな、おもしろさでしょうか？
それもレース、これもレースでございます。

次は怒涛の3連戦でございますよ！
フランスGP、オーストリアGPと2戦終わったところで、ブログを一度書かせていただく予定でおります。
それではまた、お会いしましょう！