F1 ニュース

投稿日: 2016.12.15 15:24

スパイからの手紙/3名によるシート争い?ロズベルグの後任候補に挙がるスペインのホープ


F1 | スパイからの手紙/3名によるシート争い?ロズベルグの後任候補に挙がるスペインのホープ

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けたスパイが独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

ロズベルグ後任問題:3人目の新たな候補者の噂

 ニコ・ロズベルグの後任の座を争っているのは、どうやらバルテリ・ボッタスとパスカル・ウェーレインだけではないらしい。ここ数日、カルロス・サインツJr.の名前が取り沙汰され始めているのだ。

 トト・ウォルフの個人的なお気に入りが、ボッタスであることに変わりはない。ただ、ウォルフ自身がマネージメント・チームの一員であり、しかも長年にわたってウイリアムズの大株主だったという「コネ」を使っても、ボッタスの契約を解除させるのはなかなか難しいようだ。

 これに対して、サインツJrの契約には「ワークスチームからオファーがあった場合には、契約を解除できる」という条項がある。とはいえ、ボッタスと比べると、彼の経験不足とクラッシュの多さは歴然としているため、ウォルフにとっては第2希望の候補だという。

 元々メルセデスの契約下にあるウェーレインは、ウォルフが腹を決めさえすれば、いつでも起用できるドライバーだ。したがって、現時点ではボッタスとサインツJrの両方を逃した場合の保険と考えられているようだ。

スパイからの手紙はF1速報WEBで好評連載中

パディ・ロウの去就:ウイリアムズ復帰の噂
ボッタス獲得の交渉材料に?
スペインGPの財政難:アロンソ引退後の開催可否の噂
GP存続はサインツJrの活躍次第か
ザウバーとマノー:下位チームの残りシートを巡る噂
ロズベルグ引退の影響がこの2チームにも?


関連のニュース