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投稿日: 2016.12.17 09:42

2016年F1トップ10ドライバー(1)フェラーリとの蜜月時代を終えたベッテルの苦闘


F1 | 2016年F1トップ10ドライバー(1)フェラーリとの蜜月時代を終えたベッテルの苦闘

■8位 バルテリ・ボッタス

派手さはないが、常に最大限の結果を出す、信頼できるドライバー
(ウイリアムズ 最高位3位 ランキング8位)

 過去2年間、ランキング3位に位置していたウイリアムズが2016年は5位に終わった。従ってボッタスも、今年は2014年と2015年ほどの成績を残すのは難しかった。

 FW38のポテンシャルには限界があり、チームは空力開発に苦労した。だがボッタスはマシンの力を最大限に引き出した。

バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)

 目立った結果を出せることはまれだったが、それでもボッタスはやれることをやり、コンスタントにポイントを獲得した。カナダでは戦略が奏功し、レッドブル2台、メルセデス1台、フェラーリ1台を破って表彰台に立った。

 しかしボッタスの真の強みは今年も予選にあった。チームメイト対決ではフェリペ・マッサを17対4と、2016年全チーム中、最大の差で勝利を収めている。

 ボッタスは21戦中、予選Q3に14回進出、シーズンを通しての予選平均順位は8.3位だった。ウイリアムズのマシンにトップ4の力があったとはいえないことを考えれば、素晴らしい結果である。

 いつもながらボッタスは、派手ではないものの、F1中団で最も才能があり信頼できるドライバーであることを証明した。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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